ロッキーのレビュー・感想・評価
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アメリカン・ドリームの象徴
ボクシングだけが取り柄のゴロツキだったロッキーが、世界チャンピオンと戦う話。もちろんアメリカン・ドリームのような話で、ありえないんだが、ありえないからこそ、アメリカン・ドリームと言う。ロッキーは、一夜にしてゴロツキから成り上がるチャンスに立ち向かう。
結果としては負けてしまうが、勝敗はなんて事ない。ロッキーは、ゴロツキから抜け出したことと、傍にエイドリアンがいる事、それだけで良かったのだ。
よくオマージュされる、階段を登るシーンはやはり興奮と感動を与えてくれた。
スタローン伝説の始まり
アホほど面白かった!
シルベスタースタローンがスターダムを駆け上がるきっかけとなった作品。
ボクシングひいてはスポーツ映画の元祖とも言えるこの作品を今まで観たことなく興味本位で見てみたらこれがまた死ぬほど面白い。
王道も王道の3流選手がチャンピオン撃破に向け血の滲むような努力をし、対峙するジャンプの展開、これが嫌いな男はいない!
今の時代考えられないほどのド根性と脳筋ぶりで圧倒的な格上に挑むロッキーに惚れない男はいない!
とりあえず生卵がぶ飲み朝4時ランニング開始します笑
シルベスター・スタローンを世界的スターにした映画です。テーマ曲が超有名です!
シルベスター・スタローンといえば、この映画です!
ロッキーシリーズが愛される理由・・・
ボクシングで戦うというシンプルなストーリーを通じて、
試合の勝ち負け以上に、信念を貫き通す、強い心を描いているからだと思います。
観る人が感情移入したくなるくらいのドラマ、白熱した展開、最高ですよね!
ロッキーのテーマ曲は、
聞いたことがない人なんていないんじゃないかっていうくらい有名だと思います。
一瞬で人のメンタルを最高潮にもっていく曲を生み出した映画です。
ずっと
「ロッキー4炎の友情」の方が好きでしたが、今回、ロッキー4の違うバージョンが出て、改めて「ロッキー」を見てみました。
やっぱり、いいですね。
そういえば、最初に見た時に、映画館から出るとき、男の人たちがみんな、シャドーボクシングの真似をしながら、出てきていたのを思い出しました。
生卵にゅるにゅるゴクゴク飲んで生肉をドゴン!バゴン!と叩きたくなる映画
とうとう、この名作・オブ・名作に触れるです。
劇場では『ロッキーフェスティバル』というもので1・2を通しで観たです。
ロング・ロング・アゴー。
いやね、もちろんアポロとの激闘は映画史に残る名シーンなんだけれど。
確か119分の全編にして、ラスト16分の黄金比率だったっけ?(多分…間違えていたならごめんなさい)
かの角川春樹さんが『汚れた英雄』を撮られた時に本作の黄金比率を大いに参考にされたというエピソードを、うろ覚えているです。(ちな『汚れた英雄』は112分)
でもね、この作品で強烈に覚えているのって、生卵を大ジョッキでグビグビと飲むシーンだったり(°ଳ°)ゲゲボ
(ちなみにレビュワー、生卵が大の苦手なんですよね。あのにゅるにゅるの食感がダメ。すき焼きはストレートで食べる派です)
でも、ちょっとチャレンジしてみたくなるじゃない?ぐびぐびごくごくと。
あとは吊るされた生肉の塊をドゴン!バゴン!と叩くシーンなんですね。
ちなみにレビュワーはアホの子なので、刃牙で愚地克己が使用(つか)う音速突きに憧れて
「もしかしてできるんじゃね?」とか思って(笑)オフェンスに特化したシャドーボクシングやって遊んでるの。
超えないよ!音速は!“どひゅっ!”って腕の関節が軋む音は鳴るけれどね。肘が痛い…
フリッカージャブだと、かろうじて“ひゅんっ!”っての空気裂く音鳴るけれどね。←自慢か?
なので、塊をドゴン!バゴン!と叩いてみたいのよ。生肉を。
自分のパンチ力を測るために。ゆっさゆさ揺らしてみたいのよ。生肉を。(無理だろうなぁ、拳を自壊させちゃうだろうなぁ・笑)
その後は、もちろん「自分が美味しくいただきまました」にするよ!
ちなみにレビュワー“いきなり”では、わさびとにんにくをメガ盛りで食べる派です。
ワイルドしか注文しない(できない)派です…フィレとか食べてみたいぃぃぃ…
んなこたぁどーでもいいんだよ!
本作で絶対に語っておきたいのって、やっぱりテーマ音楽♪「Gonna Fly Now」ですよ!
パッパ~パラパ~パラ♪パ~パラララ♪パッパ~パラパ~パラ♪パ~パラララ♪パッ~パラパパラパラパパ~♪パパ~パパ~♪チャチャ~ンチャ~ン♪チャチャ~ン♪チャチャ~ンチャ~ン♪チャチャ~ン♪チャララ~ララララララッラ~♪チャララ~ララララララッラ~♪ズイ~ン♪チュ~ン♪
Getting strong now~♪Flying high now~♪Gonna fly,fly,fly~♪チャチャ~チャ♪ですよ!
(語彙力仕事しろ!)
このテーマソング聞くと、階段駆け上って、天辺で両腕を天に突き出して舞いたくなるじゃない。
もう絶ッ対に音楽の妙。
私的映画音楽ランキングの間違いなくトップ・オブ・シネマミュージックですよ。
苦しくなった時って、絶対にこの音楽を脳内リフレインさせて気持ちを奮い立たせるです。
この人レビュー書くのに困ると、絶ッ対に音楽で逃げるのな(苦笑)
でね、レビュー書き終えて.comの★見ると意外や意外、★3.9なのね、4にすらギリ届いていないの。
なんでやねん。
★少しでも上げたくて、当然満点にしましたよ。
なんなん、このクソレビュー…自分史上最悪だよ……
( ´•д•`; )
だから扱いに困るんだよ…私的ランキングに入れることすら憚られる超一級名作のレビューは!
『タクシードライバー』だとか『ブレードランナー』にも触れたいのに…
どうしよう…( ´•д•`; )
スタローンの夢が生んだもの
生卵6個を一気飲み。
片腕立て伏せ。
階段の駆け上がり。
中学生だった私は、全部やった。(卵一気飲みは失敗)
頭の中では、あのテーマソングが流れた。
ロッキーになれるような気がした。
若い男はみんな、この映画に夢を与えられた。
年月が経っても、その影響力は色褪せない。
そんな映画は、そうはない。
試合のシーンでの構え方や打ち方を見ると、チャック・ウェブナーだけでなく、ロッキー・マルシアーノも結構入っているように見える。 スタローンにとっては、二人とも大きな夢を与えてくれたアイドルだったのだろう。
その夢がスタローンに脚本を書かせ、映画化を実現させ、アカデミー賞受賞という大輪の花を咲かせた。
夢は夢を生むのだ。
他人の心の中に夢を抱かせるぐらいの夢を、自分も持ちたいものだ。
たまにはこの作品を観て、また夢と希望を膨らませてみようと思う。
スタローンに感謝。
挑戦者は勇気を与える
今年26本目。
知恵はないが力があったからボクサーになった。ファイトマネーだけでは食えないので取り立て屋もこなした。合理的に生きているが先細りの将来に不安がつきまとっている。挙げ句ジムの会長に見放される。そしてパートナーもおらず孤独。
この状態から這い上がるロッキーの闘志、そしてエイドリアンを思う気持ちは私に勇気をくれた。なにか挑戦する者はモチベーションを上げるためにこの映画を見るとよい。
【”君は”ロッキーのテーマ”を聞いたことがあるか!”天下一品のアメリカンドリーム映画(内容及び、スタローンの飛躍のきっかけとなった作品。)であり、且つスタローンの脚本も素晴らしき作品。】
■内容は、巷間に流布しているので割愛。
◆感想<Caution! 内容にやや触れています。>
1.久方振りに鑑賞したが、屈折した男女を描く前半が、後半効いてくる構成である。
・ロッキー(シルヴェスター・スタローン)。実力はありながら、トレーニングもそこそこに高利貸しの取り立てを行う日々。
・エイドリアン(タリア・シャイア)。30歳になっても内気で変な形の眼鏡をかけ、ペットショップで地味に過ごす。
- 彼女が、ロッキーから愛されていくうちに、ドンドン綺麗になっていく姿も、印象的である。-
・エイドリアンの兄で、精肉店に勤めるポーリー。彼も又、日々の生活に屈託している。
・ロッキーの事を”実力があるのに、無駄にしている”と冷たく接する且つての名選手だった76歳のミッキー。
■上記の、屈託した想いを抱えながら生きる人々と、ロッキーの関係性を前半では、じっくりと描いている。そして、それが、後半のロッキーと、アポロ・グリードとのタイトル戦に、ボディブローのように効いてくるのである。
2.世界チャンピオンの、アポロ・グリードが対戦予定だったグリーンの負傷により、急遽ロッキーが対戦相手に選ばれるシーン。
・自分をマネージャーに、と言って来るミッキーに対し、10年の間の冷たい仕打ちを怒りを込めて言い放つロッキー。だが、彼は肩を落として去るミッキーの元に駆け寄り、肩を抱く。
- この辺りの描き方がとても上手いと思う。それは、ポーリーに対しても同じである。-
3.そして、世界タイトル戦に合わせ、トレーニングを始めるロッキー。
- ここで高らかに流れる、”ロッキーのテーマ”。
このトレーニングシーンで、高揚しない人はいるのだろうか?
ポーリーの精肉店で、生肉を相手に拳を打ち込む姿。-
4.世界タイトル戦の描き方。
- 久方ぶりに鑑賞すると、この作品がこの後のボクシング映画に及ぼした影響が良く分かる。例えば、リングサイドに戻った際に晴れ上がった瞼を切開するシーンや、ボクシングシーンの映し方である。-
<矢張り、今作はボクシング映画の秀作であるなあ・・。
その後のボクシング映画に与えた影響を考えると、傑作と言っても良いかもしれない作品である。>
見所はまさにアメリカンドリームとして突然名前と出身で決まった最後の...
見所はまさにアメリカンドリームとして突然名前と出身で決まった最後のチャンピオンアポロとの試合に集約されていたが、これが堪らなく面白い。勝手なイメージとは違い、地味な生活をしていたロッキーに驚き、もっとストイックな男かと思いきや酒やタバコなど意外にも怠惰。それでも才能と短期追い込みでチャンピオンに肉薄するんだから凄い。
友人やマネージャーらとすぐ喧嘩してすぐ仲直りを繰り返す切り替えの早さは面白かった。さらに生卵5個飲むシーンがあるのだが、想像するとかなりきつい。笑
唐突に終わって驚いたが
ラストがあまりにも唐突で、「え?終わり!?何が言いたかったの!?」と一瞬なってしまったが、他の方のレビューを見て納得した。
『負けたっていい。』
『最後まで立っていられたら』
『ゴロツキじゃないことを証明するんだ』
ロッキーがベッドでそう言い、エイドリアンが後ろから寄り添うシーン…
あそこに全てが詰まってるんだな。
それにしても、最近の映画は分かりやすく出来てるんだと思った。
この頃の名作を他にも観てみたくなった。
しがない無名の4回戦ボクサー。生活の為に借金取りをする荒くれ者に舞...
しがない無名の4回戦ボクサー。生活の為に借金取りをする荒くれ者に舞い降りた世界タイトルマッチの話。んっ?設定に無理があるような。そんなことはお構いなし。おいしい話に群がる人々の群像劇と、男を知り、どんどん美しくなっていくエイドリアンも見所のひとつ。テーマソングには痺れた
全体がとてもコンパクトにまとまっている
ロッキーのテーマ曲を聞いた事がない人はいないと思う。自分も子供の頃からテレビにてマラソンしている人をこのテーマ曲を流しながら移している場面を見たイメージがある。しかし肝心の映画は見たことがなかった。劇場公開日が1977と大分昔のものだ。自分もそうだが、一般大衆は今現在もてはやされている創作物を楽しむが、過去の作品に翻らないという傾向がある。自分は3,4年前ごろから昔の作品をちょくちょく見るようになったのだが、この作品を見終わって、その強いテーマ性に心打たれ、再度、過去の不朽の名作にあたる価値について思い知らされた。
内容は、シルヴェスター・スタローン扮する落ちこぼれボクサーのロッキーがエイドリアンとであったり大きなチャンスを与えられ大きな晴れ舞台でリングに立ち自分の思いを遂げるまでである。まずスタローンの少し可愛いさも感じるような甘いマスク、クールな声が印象的だ。またヒロインであるジュリアンの性格も印象深い。極度の恥ずかしがり屋で寡黙な女性として登場し、そのセリフ数はあまり無い。しかしこの映画上で大きな存在感を保っている。映画の最後でロッキーに呼ばれるのが彼女の名前である。
今作品の見どころは所々で登場人物が己の苦悩を爆発させ訴えぶつかりあうシーンである。それぞれが何かを抱え、囚われている。それをロッキーが突き進んでいくことで周りも巻き込まれて自分を変えていく。感情の暴発はその場面は愚かだと思うが、それをもって反省し変わっていく姿を見せられ、勇気づけられる。現実を翻ると、自分は自分の中に積もり積もったものを吐き出すことがめったになく、長年変われないことに苦悩している。それをもって、現実と創作は違うんだとは言わない。同じ人であるのだから、人は変われるということをロッキーやジュリアンが教えてくれる。
ラストシーンについて。監督であるスタローンが解説で言っているが、ラストがこの作品の最高潮にボルテージが上がった場面であるのが特徴だ。もう一つは、ロッキーが最後に選んだ選択が、ジュリアンとの愛であることだ。最後の最後、自分が試合前に言っていたラストまで立ち続けることをやり遂げた時、敵や目標は彼の視界から消え去り、ジュリアンとやり遂げた自分の幸福を分かち合いたい。それだけになったのだろう。それは彼の成長や、変化を物語っている。物語開始時はエイドリアンとの仲は何もできておらず、彼はボクシングに対してどこかテキトーで真摯に自分が勝ち上がろうとする意思も無かったのだ。
創作物の価値は人を勇気づける、元気づける、生きるヒントを与えることにあると思う。この作品は人を勇気づけた名作であった。人は変わることができる。現状は腐っているかもしれないが、愚かにも周囲と激突を重ねながらも自分が変わっていけば、自分も周囲も変わっていき、最後にはすぐ近くにある大切なものに気付かされるのだ。自分も自分のやり方で人を勇気づけたい。
全116件中、21~40件目を表示