RONINのレビュー・感想・評価
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ジャン・レノが正ヒロイン
ストーリーがかなりとっつきづらい
謎めいてる部分や人が多すぎる上に目的がコロコロと変わる
敵も多い上にこれといった特徴もない
とはいえちゃんと観ていれば全部回収している
ストーリーも然ることながらアクションがすごい
特にカーチェイスと爆破
CGなんて使ってないから迫力満点 それだけでも観る価値がある
見せ物としては高度な作品
ある仕事に集まる男達
それぞれ組織に属さなく
同時に誰も信用出来ない。
男達の狙いはひとつのケース
そのケースを追いフランスの各地を周る。
まるで観光映画のようだが、その暇はない
裏に見え隠れする組織や国の存在
友情と非常な世界が交差するからだ。
結局ケースの中身はハッキリしない、しかしそれで良いと思わせる場面が終盤に登場する。
この作品のテーマ … ある男の言葉「俺は組織の人間だ。狙いはあの男だ」そう、ケースの中身も、それを欲しがる組織も国も関係無い。浪人となった男の目的は、その男の命なのだと。
RONIN
浪人というタイトルに込めた
日本人が知るあの物語。
そこを理解出来ていれば
なるほど、と思うはず。
※
本編途中飽きちゃったけど。後半のながーいカーチェイスが良い!
低めの位置から撮るアングルとか。画面に迫ってくる感じとか。走行音が良い。自分が運転してるような錯覚。ハラハラ
地上波カット多くてイマイチ。今回ばかりはジャン・レノの方がかっこよかったぜ。てゆーかデ・ニーロじゃなくても良くね?て感じのあんまり見せ場ない。まあこの2大共演がみれるので
いやそれより車!🙌
【”君は赤穂浪士47士の決死の物語を知っているか!”今作は東西冷戦が表面上集結した中、職を失った元CIA、元KGB、そしてIRAが”スーツ”を求めて争うアクション映画である。】
ー 近年は忘れられた感があるが、明日、12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日である・・。今作は表面上集結した東西冷戦により、仕事を失った(雇用主を無くした)元諜報員達の姿を描いた作品である。-
■5人の元CIA、KGBの諜報員達が、謎の雇い主によって、あるブリーフケースを盗み出すという任務のためにパリに集められた。
大胆なやり口で標的の一団からケースの強奪に成功したチームだが、グレゴール(ステラン・スカルスガルド)が裏切ってケースを持ち去る。
チームはグレゴーを追い詰めるのだが。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・前半はやや凡庸であるが、今作が魅力を発揮するのは、イタリア市内での細き路地でのカーアクションからである。
ー 更に、今作公開時当時から他作品に影響を与えた、道路逆走シーン等で一気に作品に魅入られる。ー
・元CIAのサム(ロバート・デ・ニーロ)と調達屋であるビンセント(ジャン・レノ)がお互いに命を助け合ったが故に、生まれる絆の過程が良い。
ー サムが、ビンセントを助けるために銃弾を受けた後に、ビンセントが彼を担ぎ込んだ、ジャン=ピエールの手術室で、サムが脂汗をかきながら、自身の身体に打ち込まれた2発の銃弾をビンセントに取り出す様に指示するシーン。正にロバート・デ・ニーロの見せ場である。ー
■今作は、世界的名優、ジャン・レノ、ステラン・スカルスガルド、そしてロバート・デ・ニーロの演技と、激しいカーアクションシーンで成り立っているとも言っても良い作品である。
<ストーリー展開的には、やや瑕疵があるが上記3名の名優が共演した映画であるし、後年の多くの映画に影響を与えたカーチェイスシーンは必見であると思った作品である。>
監督一流、役者一流、作品二流
カーチェイスあり、銃撃戦ありに加えてフランス観光、フィギュアスケート、赤穂浪士とサービス精神てんこ盛りではありますが、単にてんこ盛りにしただけでサスペンスやスリラーが希薄です。シリアスアクションのつもりなんでしょうが、高校生の「殺し屋ゴッコ」的な陳腐さが目立ちます。更に、登場人物が入り組んでいて後半結局何だったのかよくわからず、脚本に問題がありますね。
硬派に見えて
パリの酒場に集められた互いの素性すら知らない5人の男たちはスーツケースの奪取を命じられ…。
本当に互いの素性すら分からないまま中身が不明なスーツケースを奪い合う映画。イキりまくりのショーン・ビーンや、かなり無茶をする奪取合戦など硬派に見えてツッコミ所の多い作品でした。
カーチェイス
ショーン・ビーンってこんな役ばかりか?裏切り者が似合うんだから、必ず疑われちゃいますね。最初のケースにはやられちゃったけど、カーチェイスの満足度は90点くらい!すごい。
デ・ニーロが自分で弾を摘出する際、「おれはスプーンで盲腸も取ったことある」と言う無茶苦茶な台詞に笑った。
いや、しかし、これってカーアクションのみの映画だなぁ。男優2人のかっこよさみたいなものはどうでもよくなってくる。ストーリー的には最悪に近いものがありました。
武士道ではなくハードボイルド
浪人をテーマにしているが、そんなわけでもなく、雇われのハードボイルド物。そこが少し?なところ。
しかしながら、見どころは沢山あり、それなりに見応えあり。ジャン・レノ、デニーロの醸し出す雰囲気、カーアクション。
ローニンの解釈が難しいけど、多分あってんのかな!?
私見じゃけど、つまり赤穂浪士が宿敵を討つために浪人のふりをして仇討ちしたのと、組織の人なのに金の為のふりをしてテロリストを討ったデ・ニーロが浪人だと言う解釈だよね。
だけど日本人的には浪人=越後屋に金で雇われて人を切る悪い人達のイメージだから、えっ?ってなるよね。
日本人的正確なタイトルは「浪士」か「義士」か「忠臣」の方がしっくりくる気がするけど、ダサいね。
内容はまずまず。カーチェイスは頑張ってる。
冷戦終了後
雇い主である組織がなくなったスパイ達を日本の浪人とかけているようだが、元々忠誠心での結び付きの日本の武士達とは、根本的に違うと思うのだが。
まあ、アクション的には楽しめる映画だったのと、豪華な俳優人達の共演は良かった。
ちびってしまいそう・・
アクションの巨匠フランケンハイマーにデニーロ、ジャン・レノと揃うと恐れ多くて批評などできたものではないのだが・・。
冷戦終結で職にあぶれた元工作員の浪人たち(デニーロは現役らしいが)、強者というより曲者揃い、平和な街なかでやたら人は死ぬし、ありえないカーチェイスに度肝を抜かれる。リアル過ぎて草食動物のような私からしてみれば弱肉強食の肉食獣の世界は次元が違い過ぎてちびってしまいそう・・。
暴力性では定評のある三池監督、北野監督も真っ青、本物のバイオレンス・アクションとは本作のような映画をいうのだろう。
浪人 主家を失ってなお忠誠を尽す
ヨーロッパは古来諜報戦のメッカ 冷戦終了後テロリストになったもの 国家崩壊後武器輸出に精を出して富を手に入れたもの 自主自立の目標を見失ったテロリスト みんな何処かで所属を無くして集まった元諜報員に活動家
これだけでも判りにくいのに背景の説明はあまり細かくプロットはされないから予備知識の無い人には なにが何だかさっぱりかも知れないですね
本当に浪人になって、裏社会に生きるようになったサムライ達
浪人のふりして潜り込んだNSAのデニーロとDGSEのジャンレノが
本当の浪人になった元諜報員たちとの駆け引きが見ものでした
ヨーロッパの街の雰囲気と どこか影のある登場人物たちの対比゛印象的
何年かに一度見直すと面白いと思いますよ
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