「ゴシックロマン‼️」レベッカ(1940) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴシックロマン‼️
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ヒッチコック監督がイギリスからアメリカに渡って製作した第一作‼️同年の「海外特派員」の方が好きなんですけど、今作もかなりの名作‼️ジョーン・フォンテインがローレンス・オリヴィエと知り合って結婚、彼の広大な邸へ行くと、Rという頭文字が入ったナプキンやクッションをはじめ、あらゆるところに亡くなった先妻レベッカの品が置かれたまま。おまけに先妻びいきの不気味な家政婦ジュリス・アンダーソンに敵視され、不安な日々が続く・・・‼️「昨夜、私はマンダレーへ行った夢を見た」の有名な一節からカメラがなめらかに動き、鉄の扉が開いてマンダレー邸に入っていく冒頭のシーンから心を鷲掴みにされる‼️ヒロインが既にこの世にいない先妻の影に怯えるという設定‼️一度も画面に登場しない、写真すら写らない "レベッカ" の存在感‼️家政婦役のジュディス・アンダーソンのタンクローリー並みの怖さ‼️ヒロインのジョーン・フォンテインのおたおたぶりが変に恐怖感を醸し出していて、ホントに不安になる、素晴らしい‼️そんなおたおたフォンテインの美しさもまた、この世のものとは思えないですね‼️
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