「奇抜な見た目だけど、演奏シーンがかっこいい。」レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ すっかんさんの映画レビュー(感想・評価)
奇抜な見た目だけど、演奏シーンがかっこいい。
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◯作品全体
絵面的には『ソヴィエト』とか『カウボーイ』とか『リーゼント』とか、すごくとっ散らかってるんだけど、物語がシンプルな分、その謎なキャラクターが動いている面白さに没頭できるのがすごく良かった。
生まれたときからリーゼントだったり、棺桶から足と髪の毛とギターだけ出てたり、車を運転するときは靴のつま先を折り曲げてたり…そういうどうでも良い設定を純粋に楽しめるような感じ。
演奏シーンが普通にかっこよくて、それが一番印象に残った。
『ガールズ&パンツァー 劇場版』によって一部で話題になった「Säkkijärven polkka」のロックバージョンとか、テキーラのサックスとか、ちょっと変な「Born to Be Wild」とか、どれも癖になるかっこよさ。
凍死しちゃったメンバーが復活するのはわかりやすかっただけに、もっと盛り上がるところというか、最終兵器的に登場してくれてたら個人的には嬉しかった。
◯その他
・ドアを開けたらビールの空き缶がドバって出てくるところが面白かった。
・アコーディオンの人の表情の豊かさがとても良かった。
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