劇場公開日 1996年10月5日

「凶暴な純愛」レオン 完全版 えーじさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0凶暴な純愛

2024年10月11日
iPhoneアプリから投稿

レオン完全版、リュックベッソンが泣く泣くカットされた部分を取り戻しての公開となった作品。ロリコンとか暴力的だとか色々言われるが、やはりこちらがオリジナルな作品であると思う。日本語サブタイトルの「凶暴な純愛」が素晴らしく表現している。これ程ピッタリのサブタイトルも珍しい。
この作品は紛れも無いロマンスなのである。歳の離れた男と少女の純愛の物語なのである。ナタリーの演技が大人顔負けの艶やかなな演技を醸しだし背伸びをしている少女を熱演していた。またヴィラン役のゲイリーが主演の2人を喰う演技をしていた点も見逃せない。そしてエンドロールで流れるスティングの曲があまりにも切ない…

【追記】
またBDで再度鑑賞した。最後レオンがダストシュートにマチルダを下に降ろす際、キスをすると勝手に記憶違いしており…実際はキスをしていないのに驚いた。やはりこの作品は"純愛"意外の何ものでもない事に改めて気付かされた。間違い無くこの映画はリュックベッソンの最高傑作である。

えーじ