ルパン三世 カリオストロの城のレビュー・感想・評価
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ずっとニタニタしっぱなし!
昭和53年に公開されて、TVやビデオ、DVD等々で何度も何度も観た「カリ城」ですが、劇場の大画面で観るのは初めてでした。
確か、地元では香港映画の「ミスターBOO」と同時上映だったんですよね。
(自分の姉は当時劇場へ観に行ってたんで話を聞いたら「あれはルパンじゃない。まるでコナンだ」と言ってました。)
やっぱり流石の宮崎作品だけあって、令和の今でも大画面で全く違和感を感じない。
シーンやセリフは全部記憶に残ってるので、ずっとニタニタしっぱなしでした。
なんせ、声は当時TV放送してたルパン三世2ndシーズンの声優さん。
(メインキャストは残念ながら皆さん亡くなられてますが)当時の脂の乗り切った皆さんの元気な声が画面からあふれてきて涙がちょちょぎれてしまいました。
特に山田さんはアドリブ全開、ノリノリでしたよね。
話の内容は皆さんもご存じだろうから、あえてネタバレ全開しますが、自分は初めて観たときからず~と違和感がありました。
この作品は確かに名作で、最後はハッピーエンドで終わりますが、ルパンはカリオストロ伯爵に指輪を2つとも取られちゃってるから、結果的に勝負に負けて試合に勝ったような内容なんですよね。だから、自分としてはその点がマイナス0.5点ですかね。
最後に驚いたのは何とパンフレットが売ってたこと。
まだきちんと読んでないけど、公開当時のものの復刻版の様でした。買ってよかった。
カリ城自体は、人生で最も繰り返し観てる作品なんで、何回目かはわから...
ハードルを上げすぎてしまいました。
蘇る45年前の記憶
45年前の公開日に、当時人気だったセル画の入場者特典を貰う為に友人と二人で行ったことを思い出した。
今回は初めてらしいIMAXにて鑑賞。
もちろん、素晴らしい出来栄え。これをたった数ヶ月で制作していたなんて現代のアニメを考えると感心する。
だから数ヶ月で制作していたことが、大画面で観ると分かる処もあるけど、そういうのも含めて当時の傑作で今でも観て素晴らしいと言える。
宮崎駿監督がリメイクしてくれたら、きっと制作に数年かかって細かい描写まで描き上げると思うけど、新しい作品も観たいから叶わない夢。
このルパン三世は原作のモンキーパンチ先生の大人のコミックとして、TVアニメの方もターゲットは大人だった。それを宮崎駿監督は渋いキャラ5人(ルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形警部)を明るいキャラに描き、大人から子供まで観れる楽しいキャラに作り上げ、モンキーパンチ先生が「これは私のルパンじゃない。宮崎駿のルパン三世で私はこんな風にとても描けない。」と称賛して言ったと言われているくらいカリオストロの城のルパン三世は万人が観れるルパン三世としてアニメで別次元のルパン三世を作り上げたことが素晴らしい。
細かいところまで書くと何字書くか分からないので辞めておくけど、日本のアニメのエンタメとしての礎を築いた作品の1つとして皆に勧められるアニメです。
ちなみにセル画はローマ司教に変装したルパン三世が変装を取る前の一コマ(クラリスは後ろ姿)でした。友達は同じシーンの次の一コマで顔の変装を取った後のルパンの顔になった処で羨ましかったです。もちろん、二三人後ろの人はきっとクラリスがロケット花火で催眠から覚めて「オジサマ!」と言うシーンのコマのセル画だったでしょうから本当に惜しかったと記憶しています。
不朽の名作
「あの時と変わらぬ君へ10年越しの恩返し」
気持ちいいくらいのエンドロールの短さ
改めて凄い作品だな
宮崎駿監督の劇場用長編作品デビュー作にして、日本アニメ史上 最高峰の大傑作!!
公開45周年リバイバル上映で鑑賞
ポスターが気に入ったのと画角がちょうどいいかと思いIMAXで鑑賞
小学生の時に劇場で観て大号泣した覚えがあります。それ以来、現在まで何度観ているかわからないほどの生涯お気に入り作品
しかも劇場で観るのはそれこそ45年ぶりで感慨深いものがあるのと、やっぱりホームシアターでは到底足元にも及ばない最高の没入感に感動ひとしおでした
しかしこの作品は何度観ても驚かされます
とにかくいつ何回観ても全く古さを感じません、ストーリーの古さも画の古さ、作りの古さ、全然感じません、ホントに凄い、宮崎駿監督の偉大さを痛感する怪物級の作品です
カリオストロ城のてっぺんから過去の侵入者達が葬られた死骸で埋め尽くされた地下まで
何度も繰り返される上がって下がっての高低差を使ったストーリー展開が圧倒的な画力と共に展開され、スリリングで凄くエキサイティング、メチャクチャこだわりを感じるアングルでの映像も驚異的、もはやアニメの域を軽々超えています、これを半世紀前にやっているんだからホントにすごい!!
オープニングほどなくして流れるボビーさんの超名曲『炎のたからもの』がめちゃくちゃ感動的、そこから怒涛の勢いで盛り上がる伝説のカーチェイスシーンが鳥肌もの、かの大巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督をも感動させただけあり、このシーンは何度でも観たい映画史上屈指の名シーンです
そしてエンドクレジットでもう一回流れるボビーさんの超名曲はレジェンド級の“あの名セリフ”によってオープニングをはるかに上回る感動に包まれ心に染みわたり、何度観ても目頭が熱くなります
この不朽の名作をこの歳になって再び劇場で観られることに本当に感謝、昨今のリバイバル流行りに大・大・感謝です
遂に劇場鑑賞達成~歓喜と涙と新たな発見
あの”カリオストロ”を遂に劇場で観ることが出来、非常に幸せでした。なんといっても本作は個人的に殿堂入りしている作品であり、これまでにテレビ、ビデオ、DVDなどで幾度となく(10回や20回ではありません)観たものの、劇場では観ていなかったのです。初演は1979年、その後ここ10年で何度か再上映されていたようですが、遂に機会を得ることが出来ず今日に至っていました。しかし今回劇場公開45周年記念上映ということで劇場でお目に掛かる光栄に浴することが出来、感無量の一言でした。
今さら本作について語るのは野暮なのかも知れませんが、100分間というちょうど良い上映時間にびっしりと内容が詰まっていて、しかも緩急自在なストーリーは何度観ても飽きません。ルパンや次元、銭形警部ほか、レギュラーキャラクターの安定した活躍ぶりに加えて、本作のヒロイン・クラリスの可憐さ、カリオストロ伯爵の無類のヒールぶりと、登場人物の全てが愛おしすぎて堪えられませんでした。
また、今回劇場で観て初めて気付きましたが、序盤でルパンと次元がカーチェイスをする直前に車のパンクの修理をする訳ですが、今までは一旦外したタイヤをはめずに走り出していたと思っていたところ、実は次元がホイールを足で蹴って嵌めてから車に乗り込んでいる一瞬のシーンを発見。やはり大画面で集中して観ると、今まで目に入っていなかったものが観えて来るものだと思いました。
最近のアニメのように、画面全体の作画が細かく仕上がっている訳ではないにも関わらず、登場人物は勿論、お札、車、船、オートジャイロ、お城、時計などなどの大道具、小道具に至るまで、命が吹き込まれたように楽し気に躍動するように描かれており、あらゆる点で完璧な作品だと改めて感じました。
さらに、当たり前と言えば当たり前なんでしょうが、音楽と場面展開が完全に一致していて、劇場で観るとなおのこと全身の感覚をもって物語世界に没入出来る素晴らしさも味わえました。
そんな訳で、”カリオストロ”に”とんでもないものを盗まれている”私ですので、本作の評価は当然★5とします。
最初から最後までずっと楽しかった!
『ルパン三世 カリオストロの城』鑑賞。
*声の主演*
山田康雄
*感想*
久々の映画レビュー!
カリオストロの城は、しっかり見た記憶がなかった為、U-NEXTで鑑賞しました。
監督はジブリでお馴染みの宮崎駿監督。ルパンと次元がミートボールがゴロゴロ入ったミートソースを頬張るシーンが良い。
ストーリーも面白く、アクションシーンが豊富で、カーアクション良し、アニメーションも良く、あの有名な名ゼリフがグッときます。あと、ドタバタアクションもコミカルで面白かったな〜
ルパン、次元、五エ門、峰不二子、銭形警部がそれぞれ活躍されてたし、ヒロインのクラリスが可愛らしかった。
気になるシーンは一切無く、最初から最後までずっと楽しかったです!(^^)
本作視聴は最早毎年の恒例行事
ルパンじゃなくてもいい話
と思わせといて、ルパンだからこそのセリフを最後に持ってきて、コロっとやられちゃう。ズルい。あのセリフでこちらの心も盗まれそうになったが、何とか踏みとどまった。
後年の作品を想起させるワチャワチャシーンとか、ロリコンおじさんとか。
大好き
ホッコリして、キュンとして、手に汗握る名作です!
とにかく大好きな作品、何度も見てるのに、毎回楽しませてもらってます。
最初のカジノのシーンからアニメならではのハチャメチャの連続。いまのCGアニメとは違った、懐かしく、温かみのある動画。
そしてあの主題歌!良い歌です。(時々、カラオケで歌うんですが、アニメ映像が流れて、こちらも楽しめます。)
のんびりとした風景から、いきなりのカーアクション。花嫁が逃げてくる・・・
冒頭部分から引き込まれるアニメならではのアクションの数々。
一国を相手に戦うルパンファミリー。そして巻き込まれる銭形警部。
当時は、こんなのルパンじゃないという意見もいくつかありましたが、こんなルパンがあってもいいのでは、と自分は思っています。
動きはスーパーマン並みなのに、どこかおじさん臭さの漂うルパン。かっこ良すぎるんですが、イヤミにならない。ルパンシリーズの中でも一番好きな作品です。
ただのアニメと言ってしまえばそれまでなんですが、そこは宮崎作品。車から小道具まで細部にわたって本物にこだわっている。この作品を見てから、自分もいつかはフィアットを愛車にしたいと思っていました。(夢のままで終わりそうですが)
今回、改めて見直して、ますますクラリスの可憐さにキュンとしちゃいました。まさにおじさん心をつかみます。
銭形のとっつぁんの哀愁もまた良いですね。ルパンもそうなんですが、オヤジ臭さがプンプンしているのに、みんなカッコいい。まだまだ頑張らないと!と勇気をもらった気になります。
泳ぐ時にも帽子を被っている次元も微笑ましい。
見る時の状況によって、感じ方も変わりますが、新たな想いで感動したりして・・・
公開時には、(前作よりも悪くて)興行的に成功とはいえなかったみたいですが、ラストシーンが有名となってジワリジワリと人気の出てきた本作品。
宮崎駿監督が有名になったことに伴い、今では誰からも愛される名作になったんじゃないでしょうか。
すごい作品
誰もが知っている文句なしの大傑作
カリオストロの城といえば金曜ロードショーのイメージ。
多分本作、日本国民で観たことない人は一人もいない(過言)
地元の映画館でリバイバル上映されていたので、テレビでは何度も何度も鑑賞したことがある本作を初めて映画館で鑑賞です。当然ですが、内容はほぼ知っている状態でした。
結論ですが、めちゃくちゃ面白い!!!!
初公開が1979年なので45年前。ほぼ半世紀前の作品です。しかしながら、ある種の新鮮さすら感じます。作画のクオリティ、アニメーションの迫力、声優陣の演技、100分に濃縮された綿密なストーリー。どこをとっても一級品です。本当に素晴らしかった。
宮崎駿監督の劇場アニメデビュー作ですが、やはり宮崎駿監督はアニメを愛し、アニメに愛された監督なのだと言うことが良く分かりますね。
もしこの映画をまだ観たことがない方がいらっしゃったら、今すぐにでも鑑賞してほしい名作です。
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世界を股に掛ける大泥棒のルパン三世(山田康雄)は、カジノから盗んだ大金が全て精巧に作られたゴート札という偽札だということに気付く。ルパンと相棒の次元大介(小林清志)はゴート札の秘密を探るために、ゴート札を製造していると目されるカリオストロ公国に訪れると、可憐な少女・クラリス(島本須美)が謎の男たちに追われているのを見掛け、咄嗟に彼女を助けるのだが……。
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日本で一番有名で、日本で一番鑑賞された映画は、おそらく本作なのではないかと勝手に思っています。今から45年も前に公開され、今なおリバイバル上映されたり毎年のようにテレビで放送されている映画って、多分本作くらいじゃないでしょうか。少なくとも私は他に思い浮かびません。
ここまで人気な理由は本作のクオリティの高さにあると思います。
ストーリーはたった100分の映画とは思えないほどの濃密なもの。映像は流石宮崎駿監督というべきか、作画が美しくて動きも滑らか。キャラクターは全員魅力的でキャラ立ちしていて、声優陣の演技もキャラクターに合っていて素晴らしい。どこをとっても、クオリティの高さは最高クラスです。
アニメ映画の中では日本映画史上に残る大傑作だと言うことは疑いようがありませんね。もしも観る映画に迷っていて、本作を鑑賞したことが無い方がいらっしゃったら、他の映画を後回しにしてでも本作をご覧になってみてください。間違いなく満足できる映画だと思います。オススメです!!
アクションシーンが見応えがある。 BGMもキャラクターも最高。世界...
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