劇場公開日 2001年10月6日

リリイ・シュシュのすべてのレビュー・感想・評価

全49件中、41~49件目を表示

4.5せつない

2015年1月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

数年前に一度みて、耐えきれずに途中でみることができませんでした。映像と音楽と感情が襲いかかってくるので逃げ切れずに、吐きそうになりました。けど、ずっと頭の隅には残っていて、やっと改めて見ることになりました。報われない人たちばかりの世界の不気味な空間が恐ろしくて、だけど、わかってしまう気持ちもあって、若さは残酷で愚かだなと思いました。
映画が終わっても、切なさがふわっと浮いてくるような感覚が残っています。

個人的に、蒼井優と伊藤歩がすごくすきになった映画です。

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カシン

2.5『リリイ・シュシュのすべて』

2014年12月8日
フィーチャーフォンから投稿

知的

蒼井優と市原隼人のレストランでの会話は娘を見てるようで何とも言えない気持ちになった。

松田一沙、市川実和子の演技が飛び抜けてて逆にブレた感じがした。

あと大沢たかおの使い方はあれでイイのか。でもこの監督のカメラワークは俺は大好き。

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リッキー Rickie

5.0残酷なリアル

2014年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

残酷だけど、これが中学生、高校生のリアルだと思う。
逃げ道がない閉鎖的な空間に日々苦しめられて
音楽だけが救ってくれる。
蒼井優の儚さ。合唱の時の蒼井優は本当に可愛くて悲しくなる。

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タテスジコ

3.5残酷な話

2014年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

2001年の作品で、私が31歳の頃の作品。44歳で本作を観ました。

他の人のレビューを見るとリアルというのがありました。

万引き、いじめ、レイプ、売春、自殺。

リアル?嫌な時代になりました。

田舎の学校ではこういうことがリアルにあるのかもしれない。

俺は嫌だな。こんな世界。

映像と音楽が美しい。だから残酷描写も増強される。

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サブ

5.0リアルで悲しくて美しい映画

2014年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

音楽が素敵だと聞いてなんとなく鑑賞しました。
軽い気持ちで見るものではなかったと後悔する位、残酷なまでにリアルで儚い映画でした。
イジメや犯罪。そんな単純なものだけではないとさえ思えてしまう位、酷く重い物語でした。
それでも、やはり美しさが残る。さすが岩井俊二監督と思う独特な映画です。

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蝶子

3.5中毒性

2014年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

寝られる

3年ぶりくらいに見ました。
DVDでは何回か見ていたのですが、BDで見るとさらにその映像美に圧倒されます。

けっこう、古い作品です。
CDプレーヤーとか、昔のケータイとか、20代〜30代くらいの人の琴線に触れるアイテムが登場します。
加えて、ノスタルジックな田園風景。(足利が舞台です)
市原隼人も蒼井優も若くてかわいいです。

が、内容は、正直あまり好きではないです。
久々に見ましたがあんまり覚えていませんでした。

ただ、あの世界観です!
それだけでお腹いっぱいです笑

なんか、定期的に見たくなります。
惹きつけられます、ものすごく。

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tomatomato

1.0後味悪し

2012年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

栃木あたりの田舎を舞台にした、中学生の等身大物語。
ストーリー性は薄く、市原演じる蓮見を中心とした、なかばドキュメントタッチの生活感あふれる描写で、手持ちカメラ映像も多い。
しかし内容はあまりにもリアル。いじめ、万引き、ケンカ、援交など身近なテーマが多く、その表現は見てて不快になる。
監督は『スワロウテイル』『花とアリス』などの岩井俊二。その独創的映像は個性のカタマリ。人気俳優の初々しい時代も見れ、希少価値の高い映画ではあるが、個人的には2度見る気になれない。
レンタル店ではなぜか置いてない店が多くあってもなかなか借りれない人気作なので、買っちゃおうかなと思ってる人も多いと思う。
でも正直、後味悪いのでやめた方がいいかも。

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ジョン

4.0心が痛い…

2009年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

岩井俊二と蒼井 優。観るキッカケはただそれだけでした。

それがこんな内容だとは思いもよらず…
心の準備ができていなかった僕は、ただただ心が痛い…

物語は田園風景が広がるとある片田舎の中学生の話。
というとキレイに聴こえますが、まだ観ていない方は相当の覚悟を持って観て欲しい。
それほど重く、深いテーマをこれでもかと掘り下げて描いています。

いじめ、万引き、窃盗、恐喝、援交、レイプ、自殺、殺人…
場面によっては気分を悪くする人もいるほど露骨でリアル。
田舎の中学生の社会がどれほど小さく、どれほど残酷なのものか…
でもこれも現実。少なからず似たような体験を1つ2つしたことのある人は多いはず。

また逆に幸いにもこういう経験をせずに来られた人もいるでしょう。
それだけにより多くの人に目をそむけずに観て欲しい作品だと思いました。

公開時はR指定ついたのでしょうか?
今の中学生がタイムリーに観たらどう感じるのか。
自分が中学生の頃に観ていたらどう感じるのか。
もし今、自分の子供が中学生だったら薦められるか。

正直今は分かりません…

でもコレを観て正しく受け止められる子供であって欲しいと思います。
変に屈折して受け止められてしまったとしたらこれほど恐ろしいことはない…

と、だいぶやられてしまっていますが
作品として見ると、さすが岩井作品とも言うべき美しい映像の数々。
特に幻想的な光の使い方がウマいですねー。
例に漏れず芸術作品としての一面も確実に持っています。

映画初主演だったという蒼井 優をはじめ、
今をときめく若手の役者さんたちも概ね好演してます。

内容が内容だけに好きな映画とは言えないですが
自信を持ってイイ映画だとおすすめ出来ます。
ただし前述の通り、見る際は元気な時に心して観てください。

最後に余談ですが、

実はこの映画のロケ地の田園風景のキレイな某所。
数年前にしばらく仕事で滞在していたことがあります。
アノのどかな場所に起こるこの物語だからこそ、よりリアルに響いたという点も
付け加えておきます。

※他サイトより転載(投稿日:2008/02/24)

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live_at_luxor

5.0心情って・・・

2009年6月18日

泣ける

興奮

岩井俊二監督の映画です。誰もが経験したであろう思春期の人間のものすごく繊細な心の移り変わりを細かなところまで形を崩さずそーっと表現されています。見終わった後の何とも言えない感じが映画ってすごいと思わせてくれる、そんな映画だと思います。是非!!

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treekick