「汚らしく、無節操な「中学生」のドタバタ映画、だからこそ映画らしい」リリイ・シュシュのすべて PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)
汚らしく、無節操な「中学生」のドタバタ映画、だからこそ映画らしい
2001年公開と言うことですので公開後25年目にしてはじめて見ました。「中学生」の設定になっていますが、どう見ても中学生には見えないのは仕方がありません。本当に中学生を使ってあの内容にしてしまったら「犯罪」でしょう。勧善懲悪でも無く、教訓垂らしでも無く、ただただ中学生という「灰色の季節」を汚らしく、無節操に描いています。映画で無ければ出来ないことでしょう。見ていて楽しくなるような、気持ちよくなるような映画ではありませんが、良く作ったと思います。
ただし、内容的にはどうと言ったものはありません。汚らしく、無節操なドタバタ映画です。空の青さとドビッシーの曲だけしか印象に残りません
コメントする
