「日々を生きるだけ」ランボー 怒りの脱出 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
日々を生きるだけ
ベトナム戦争で負けた借りをランボーに擦りつけるように、ベトナム兵だけでは済まないソ連兵も次いでにとばかりに、アメリカの鬱憤を晴らすが如くの暴挙。
前作は本気でオスカーでも狙っていたのかと思われるスタローンの失敗、本作は軌道修正とばかりにヒット路線でジェームズ・キャメロンを迎えての有りがちなアクション映画へと。
トラウトマン大佐が上司とランボーの間で板挟みの中、正しい方向に行動する頼もしい存在としての逞しさ。
哀しみがまた一つ増えてしまっただけ、ランボーの後ろ姿が切ない。
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