ラブ・バッグのレビュー・感想・評価
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クルマが意思を持つという設定も面白い
<映画のことば>
「ラッキーだ。車が命を救ったんです。」
「車が救ったって?」
「そうとしか思えません。
いや…変ですね。霧のせいかな。」
「少し休んだ方がいい。疲れとるんだ。」
「愛車」という言葉もあって、クルマを大切にしている人も少なくありませんけれども。
その「愛車」の方にも持ち主とは別個の意思があって、直接に言葉は交わすことができないとしても、こんなふうにノン・バーバルにコミュニケーションができたら楽しいだろうと、評論子も思います。
そんな設定が面白かった一本にもなりました。
(温泉に入りに行きたいと持ち主は思っているのに、海を眺めに連れて行かれてしまう可能性もあり得ることは別論)
偶然の出会いから、レースを通じてレーサーのジムと、その愛車のハービーとが、いわば一体となっていく様(さま)は、観ていて温かいものがありますし、そのレースを通じた勧善懲悪も、気分のよいものです。
良作としての評価が充分に適切な一本だったとも、評論子は思います。
(追記)
今を去ること半世紀以上も前に、製作年から逆算すると、御歳9歳の評論子が、母に連れられて行って、劇場で鑑賞した作品になります。
その意味では、評論子の「映画史の幕開け」を飾るとも言える一本ということにもなろうかと思います。
本作は、評論子には思い出に残る…記念碑的な作品にもなります。
亡父はワーゲンが好きで映画に連れて行かれた。
音楽と『ハーバーショー』と言う名前だけを覚えていた。
亡父と家族で松戸へ見に行った。何かとの二本立てで、もう一本が『スイスロビンソンファミリー』と思っていたが、その松戸の映画館は何度も言っているので『スイスロビンソンファミリー』もっとク〇ガキの頃だと思う。『スイスロビンソンファミリー』の帰りに物凄い雷がなったのを覚えている。それは田中村の豊四季団地が立つ前だった。つまり、1964年頃だと思う。今から60年前だ。『ラブ・バッグ』は69年なので、併映は『メリー・ポピンズじゃないかなぁ。しかも「メリー・ポピンズ」は二回目の鑑賞。
兎に角、カラーテレビがあったかなかったの頃なので、カラー映画に心ときめいたものだ。
さて、『スイスロビンソンファミリー』の映画もレビューしたいが、新ロビンソン漂流記でレビューさせて貰う。
兎に角、ディズニーは良いね。
閑話休題
東京ディズニーランドへは、開園して一ヶ月後に行ったよ。勤めていた会社から無料パスを貰って行ったよ。『横浜のドリームランドの真似じゃん』と思ったが、どっちが「真似したの?!」つう事かなぁ。
さて、この映画チキチキマシン猛レースなのだが、
どちらも1969年くらい。
ハンナバーバラとディズニーはどっちが真似したの?だったが、元ネタは『グレートレース』だと思い出した。
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