「映画館で観られた幸せ」ラストエンペラー TKさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で観られた幸せ
公開時は確か中学生で、当時観たけれどほぼ意味がわかっていなかった。
今回新宿武蔵野館での上映に感謝。
清朝最後の皇帝をジョン・ローンが美しく演じて、そして坂本龍一の美しい音楽。もちろんベルトリッチの美しい映像も含め映画館で観るべき作品。
溥儀は本当に時代に翻弄された人。最期は静かで幸せであってあって欲しい。
中国宮廷物ドラマや小説もたくさん観て読んだので中国文化や歴史もある程度把握した今となってみると、小さな皇帝や周囲の宦官たちまでも英語を話してるのが違和感ありありだったのが残念。
そしてエンドロールを見ていたら、あのハンス・ジマーがMusic Associate(だったかな?)にクレジットされててビックリ。巨匠の原点に坂本龍一教授が関わっていたのか!
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