「最後の王朝の最後の皇帝」ラストエンペラー いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の王朝の最後の皇帝
3歳にして皇帝となった溥儀。
即位式での、多くの家臣たちが平伏す紫禁城の景色は圧巻だった。この時、彼は何を思ったのだろうか?その後の激動の凋落の人生は知る由もなかっただろう…
皇帝としての権限も紫禁城という世界でしか通用しない。改革を求め満洲国皇帝になっても日本の傀儡でしかない。
戦犯として収容されたり、彼の人生は悲劇だったなと思った。
坂本龍一の手掛けた音楽が紫禁城の美しさ、溥儀の悲しき人生を思わせる名曲だった。
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