「娼婦を人間らしく扱え‼️」許されざる者(1992) りかさんの映画レビュー(感想・評価)
娼婦を人間らしく扱え‼️
1880年代、🇯🇵明治時代中〜後期くらい。
🇺🇸西部劇の時代。
娼婦宿で客の牧童が相手にナイフで斬りかかる。
なぜこんなことをするのか?
酒酔いのふざけ行為か?
娼婦たちが必死に止める。
一般の女性にはしないだろう。
保安官が来た。
宿のオーナーも怒り心頭。
娼婦たちが縛り君にしてくれ、と懇願するが、
牧童たちに所有する馬をオーナーに与えろ、と
示談に持ち込む。
上手く裁くなぁと思ったが、
よくよく考えると、牧童を厚遇していたのだろう。
ウィリアムは、若い妻に先立たれ2人の子と豚を飼って暮らしていたが、相次ぐ伝染病に頭悩ましていた。
そこへキッドという若者が、ウィリアムの若い頃は
腕利きのガンマンで無茶苦茶乱暴であったろう、と
言い、娼婦を切りつけた牧童の賞金を狙いに行こうと誘って来た。
最初は断ったが、また豚が伝染病にかかり
収入の見込みが絶望的になり決断してキッドを追う。
途中、ウッディに話すと俺も行く、と参加した。
先程の町に昔早撃ちガンマンだった男が来たが、
何もせぬ前に、保安官に銃を隠し持った銃も取り上げられ、丸腰になった身を蹴られ続けてボロボロになって、
留置所に入れられ、翌朝、馬車に乗せられ放り出された。
ウィリアムたちが町に着いた。
キッドは売春宿のアリスのところへ。
賞金稼ぎの件かと思えば、
それもだが、ちゃっかり前借りまでして
アリスにお仕事してもらうっちゅう、なんちゅう⁉️
男は仕方ないのか⁉️
ウッディも上に行き、
一人になったウィリアムに保安官が、
前のアイツのように無抵抗であるのに殴る蹴る。
だんだん、タイトルが誰かわかって来た。
ウィリアムたちは岩山の陰に隠れて、
一人の牧童を狙っていた。
最後ウィリアムが仕留めるが、
ウッディはやる気を無くし、二人から離れて行った。
もう一人をキッドが仕留める。
初めての人殺しだったようだ。
キッドも人殺しが怖くなりビビってしまう。
離れたウッディが保安官たちにやられたと知った
ウィリアムは、町に戻る。
酒場の入り口にウッディが。(酷いことする❗️)
ウィリアム、襲って来る奴らを見事にやっつける。
あの保安官も。
帰って行くが、その後の消息不明とか。
🥰本作、名優がたくさん出てられる凄い作品❗️
🥰クリント•イーストウッドさん監督作品って、
基本真面目ですね。
人殺しにでも、弱者を虐めたという理由の上に
弱者の味方になっている。
監督として、制作するなら訴えるものをつくりたい、
というお考えとお見受けしました。
モリコーネのインタビューでも、謙虚に
役者を引き立ててくれた、とおっしゃり、
身体にだいぶ気をつけておられ、
煙草も出演シーンでしか吸ってられないとか。
ただ、女性遍歴が凄くてまた別物か、と思います。
若い頃のお顔が超イケメンだから仕方ないか。
これからも作品制作していただきたいと願います🤲