遊星からの物体Xのレビュー・感想・評価
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じわじわと迫り来る恐怖
なかなか怖い物語でした…誰が敵で味方かわからない恐怖と気持ち悪さを兼ね備えた物語であった事は間違いないです。シチュエーションが南極観測という事で、一つの孤立した誰にも助けを求めることの出来ない絶望が生まれます。
南極が部隊だからこそ、赤と白のコントラストが良く目立ち、そこに音楽のテイストがあるからこそ恐怖も生まれます。
ただ欲を言うならもう少しキャラクターの個性が欲しかったです。のめり込む前にすでに事件が始まり、置いてきぼりをくらった気分でした。
得体のしれない不安とサスペンス、面白かったです
録画してはみたものの、物体XはVFXの特集番組で知ってるつもりだったし、早送りしつつチャチャっと観ちゃおうなんて思ったら…。
冒頭から得体のしれない不安とサスペンス、すっかり没頭しました。別の意味で早送りの誘惑にかられたけど。緊張感に耐えられなくて、先が知りたくて。
観終わって呆然、どういうこと?何か見逃した?結局もう一度ジックリ観直してしまいました。面白かった!
音楽は、最初の鑑賞では意識にのぼらなかったくらいにシーンと一体化しており、エンドロールでハッとしました。巨匠エンニオ・モリコーネによる、まさに映画音楽でした。
物体Xの皮膚に感じるようなヌメリ感、おぞましく生々しい、スクリーンで観たら凄かっただろうな。
カート・ラッセルは30歳位ですか、カッコいいです。
遊星からの物体X
リメイクです。
またまたリメイクが出るらしい?
SFファンなら観てください。
怖い!
氷上の穴のシーン、
エイリアンVSプレデターにもトリビュートされていますな。
ジョン・カーペンター火星の映画ではコケタけれど、次作期待してます。
古典的恐怖映画の名作
1951年に製作された映画「遊星よりの物体X」をホラー映画の巨匠ジョン・カーペンター監督がリメイクした作品です。1982年製作なので映像の古さは否めませんが、それを差し引いても名作と呼べる作品だと思います。
1982年、冬。南極にあるアメリカの観測基地に一匹の犬が逃げ込んできます。その犬はノルウェーの観測基地からヘリに追われていました。犬に向かって銃を乱射するノルウェーの観測隊員。アメリカの観測隊員はやむを得ず彼を射殺します。逃げ延びた犬は他の犬達と一緒に犬小屋に入れられるのですが・・・。
宇宙からやって来た「いきもの」が、観測基地の隊員達を恐怖と疑心暗鬼に陥れます。この作品は「いきもの」の特撮ばかりに目が行きがちですけど、自分以外の人間が信じられず互いに疑心暗鬼になって行くストーリー展開とその緊張感の描き方が本当に素晴らしいです。全編で流れるシンプルなBGMも効果的に使われています。単純にホラー映画として観ても楽しめますけど、人間ドラマとして見てもなかなかの作品じゃないでしょうか?
この映画のラストシーン。公開当時はファンの間でかなり話題になったそうです。単純にハッピーエンドとは言い切れないラストなんですけど、僕はこういう終わり方は大好きです(笑)
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