「生きろ」もののけ姫 まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
生きろ
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人間と自然、そして文明の発展。
そこには再生と破壊が必ず有るもの。
女性が強い方が世の中、社会は上手く回る。
彼の思想でもあるが、今の高市早苗さんの如く。
男女平等の仕事の役割、病を患った
人々にも対等の仕事を与えて対価を施す。
資本主義も唱えている。
アシタカもタタラバ奥で働いてる人々を
見て、いたたまれない心情になり足踏みの
吹子を手伝ったのだろう。若いのに咄嗟に
受け入れる感受性。何が正しく何が間違ってる
のか分からなくなり、間に入るしか方法は
無いのかもしれないと感じたのかも。
あの森の乙事主が自然と森を守る為、人を
食し巨大な力を欲しがる所。
まるで大陸に居た原住民が未開の文明と
人と関わり、善悪の区別も分からなくなり
破滅に追いやられるような状態と被る。
人間の疚しい善が押し進み自然を壊して
行く不幸の始まり。難しい永遠の命題でもある。
ヤックルは常に可愛い。
乙事主とモロ、アシタカは格好良い。
米良さんの声には癒された。
おトキさんが『生きてりゃなんとかなる』とか
エボシが『生きることは誠に苦しく辛い。世を呪い
人を呪い、それでも生きていく』
サンが咀嚼してアシタカに干し肉与えるシーンも
生きろがテーマ。人間と自然と共に。
生きろ、生きろと何があっても生き続けろ
と魂に刷り込まれる映画。
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