「ジュリー・アンドリュースの唯一無二の優しさ。観る者を幸福感で満たしてくれる作品 。今のディズニーが失った理屈不要の温かさ楽しさがある。 これこそがディズニーの真髄!」メリー・ポピンズ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
ジュリー・アンドリュースの唯一無二の優しさ。観る者を幸福感で満たしてくれる作品 。今のディズニーが失った理屈不要の温かさ楽しさがある。 これこそがディズニーの真髄!
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「午前十時の映画祭15」7年ぶりの上映。
何と、ネット予約時点で満席。
恐らく初鑑賞、やっと観ました!
何といっても、ジュリー・アンドリュースの優しいキャラクターが素晴らしい。
その仕草、演技、歌声から、純真さが伝わってくる。
厳格な父親、言うこと聞かない子供に手を焼く。
雇った家庭教師が歌が上手で優しくて、子供に人気。
という後の「サウンドオブミュージック」の原型でもあることを新たに認識しました。
そんなことよりなによりも、とにかく楽しいシーンの連続。
映画を観てなかったのに、知ってる歌が何曲もあって、この暖かい雰囲気と懐かしさに最初から泣きそうでした。
アカデミー主演女優賞、歌曲賞受賞も当然。
技術的には、60年前にして、このアニメーションと実写のシンクロ率の高さが凄い!
140分の長尺も気になりません。
父親も大切なことに気付いて、昇進までして、ハッピーエンド。
最後の必要以上に悲しまない、ウェットにならない別れもいい感じ。
これがディズニーですよね!
(しいて言えば、【今の目線で見ると】女性の参政権運動を揶揄してる大人の男目線が、唯一気になるところですが、そういう時代でしたから。)
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