ミラグロ 奇跡の地のレビュー・感想・評価
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資本家への抵抗
土地はジョー(爺さんたちはホセと呼ぶ)が父から受け継いだモノだからしょうがないけど、小川は別。町中に噂は広まり、成り行きを見守る。
おいぼれのアラマンテ爺さんがとても渋い。手伝いに来た大学生にもしっかり応え、歴史を教えるなんてところもよかった。そんな爺さん、町中が結託して銃を揃えていたのはいいけど、暴発した弾に当たって倒れてしまう。
モンタナ役の若いクリストファー・ウォーケンの憎らしさもいいけど、もっと酷い奴に描いてほしかったところ。資本主義の権化とも言うべき開発業者に対抗する手段はまともじゃなかったけど、とてもアメリカンな解決の仕方。それでも最後には住民たちが一致団結して・・・保安官が「全員助手にする!」なんていう奥の手も良かった。
やっぱり日本的な見方でいくと、銃によって戦争ごっこみたいなのは受け入れられないな。
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