ミッション:インポッシブルのレビュー・感想・評価
全161件中、41~60件目を表示
傷心イーサン
当時小学生の私には、
手動ワイヤーで宙吊りになり、床スレスレで大の字バランスをするシーンよりも、
信頼して慕っていた先輩スパイが早々に血みどろで「イーサン」と橋から後ろ向きに落ちるシーンの方がグロテスクで衝撃的だった。
スパイごっこと言えば、手をオペ!の位置に掲げて「イーサン!」。
ジョンヴォイトと言えば、血まみれおじさんかアナコンダ、いつも裏切り者、のイメージが強すぎて、暫くしてアンジェリーナジョリーが出てきた時には美しさがジョンヴォイトとは似ても似つかなくて、信じられなかったのを覚えている。
・燃えて消えるミッションメッセージ
・箱芝居
・組織内の裏切り者に騙されたふり
・宙吊り
・顔がブルブルするほどの強風
・ハッキング
・乗り物へばりつき
・マグネットクライミング
・マスク芸
・咽喉や目玉など急所ギリギリの刃物
などシリーズに毎回欠かせない要素は満載なのだが、
バイクと運転とベンジーはIIから。
若い若いトムを観られるが、今や当時のトムと同年代。
もう守る側になっているので、イーサンのような無茶は無理。
同じように当時の両親世代の大人達も、日頃背負っている責任を降ろして、身軽なイーサンと疾走感を味わっていたのかな?などと思うようになった。
初期のルーサーで浮かぶのは、2のミッション準備で飛行機で再会するシーン。イーサンが嬉しそうにするのと同様、私もとても嬉しかった。
毎作ルーサー推しをしている。
久々に1を見たら、決して自分がハックしたと自慢しないし(悪事なので)、目先の欲に踊らされないルーサーが1作目から健在で、とても嬉しく誇らしい気持ちになった。ベンジーの方が年月が感じられるが、1のルーサーも、若い!
NATOのネットワーク破りをした世界一のハッカーの元スパイが、裏切り者扱いされ追われるイーサンに呼び戻されて大活躍。使うPCのスペック指定。
ジャンレノがレオンに続き汚れ役なのだが、本作では短期で行動が荒削りだし、吊るしたトムクルーズのワイヤーをアナログで引っ張るし、裏切り者側に仕込まれていながら目先のお金にがっつくような役回り。
今では「トムクルーズの」MIシリーズで、1作目には存在感抜群大物のジョンヴォイトやジャンレノも出ていたなんてある意味貴重だし、イーサンシリーズが軌道に乗るかなりの景気付け。
ヨブ記3章14節を作戦名とし、武器商人マックスに、スパイのコードネームファイルと対応する本名ファイルを売りに行くゴリツィンを書い手とセットで捕まえて、ファイルを盗み出すはずの作戦だったが、イーサンチームはイーサン以外生き残らなかった。
上司のキトリッジが、実は、裏切りスパイのあぶり出しを仕掛けていて、作戦はおとり内容だったから。
しかし、作戦内で謀反を働きイーサン以外を殺したジムと、その妻クレア。
女性に激甘イーサン、ジムの裏切りには気付いても、クレアがグルかもとは最後まで確信が持てず、マスクまで被って確かめた。
辛いなぁ。信頼しているメンバーが信頼していたメンバーに裏切られて殺された。信頼していて綺麗だなとも思っていたメンバーは、裏切り者の夫ではなく、自分を裏切った。しかも、ヨブを名乗る裏切り者のジムは、そうまでしてグルになっていた妻クレアをいざとなれば撃って自分だけ逃げようとするサイテー。
妻クレアの魅力作戦でイーサンをころっと騙す作戦だったようだが、イーサンは綺麗だなとは思うも、お色気に負けてジムの妻に手を出したりはしていない。
キトリッジの動機を嘘吹く時に「ソ連との冷戦が終わりスパイ不要となったが、遺されたのは飽きのきた妻と年金62,000ドル」などと吹聴していたが、ジム、クレアにも飽きたのか?
でもどうにか、当初のミッションをコンプリート。
リストも入手し、買い手のマックスも捕まえることができた。
PC画面はマイクラですか?ってくらい画素が粗いけれど、ネット上の共有ファイルは今も使われている。
うっそフロッピーですか?!ってなるけれど、
眼鏡のつるに仕込めるほどの小型カメラは現代も健在。
顔マスクの存在はかなり一般的になってきた。
作中では公衆電話か大きな携帯電話だが、スマホの現代も妨害電波はいまだ健在。
30年弱経ってもリアルな物もある当時最先端がすごい。
ジムが機密情報を流して儲けてスパイ組織を裏切る動機に、「時代の変化でソ連との冷戦は終わり、スパイは無用になった。遺されたのは年金だけ。」
ここからはじまる
エミリオ・エステベスが嬉しかった
監督デパルマ・主演トムクルーズによる、スパイ大作戦のリメイク第一作目。
新作「デッドレコニング」の公開にあたり、少し前から見返していたんです。改めて良質なアクション作品でした。
まずあのテーマ曲がかかるだけで嬉しいんですね。
リメイクの初っ端だからと隅々まで力が入っているのがわかり、実にテンポが良いです。
それと監督のデパルマを初め、キャストも本当に豪華。
ベアールやジャンレノにレッドグレイヴなどワールドワイドな感じがありました。
個人的にはカメオ参加のエミリオ・エステベスが嬉しかったです。
それとトムは初めて映画プロデューサーにも参加したらしく、その意気込みが伝わります。
あとこの作品を初めて観た時思ったのがトムのあの走り方、すっごい格好良いんですよね。
あと地面スレスレは本当に面白く、日本のコミックのワンシーンのようでした。
今見ると、クライマックスの列車とヘリの場面は少し違和感がある映像でしたが、当時はドキドキしたものです。
やっぱり今観ても面白かったです。
2023 114本目
若くてピチピチして最高に美しいトム・クルーズ
若い!
キリッとしてる!
ムダがない!
清潔!
ハンサム!
ハンサムはトム・クルーズの代名詞だが、
ここまでパーフェクトだと、感動するだけだ。
1996年作の「ミッション・インポッシブル」の一作目。
ブライアン・デ・パルメが監督だったんですね。
もっと功績を讃えられてもいいパルメ監督。
MIのお約束は殆ど、演じられてます。
①変装・・・お約束の顔のシリコン製のスキンを剥がすシーン。
②天井から蜘蛛のように降ろされて、任務を果たす。
………………糸はもちろん鉄のワイヤー。
③万年筆から薬(嘔吐剤など・・)をコップに一滴たらす。
④ヘリコプターと鉄道列車の追いかけっこ。
トムは列車の屋根に乗っている。
この映画ではヘリコプターがトンネルを長い時間飛んだ!!
これはちょっとミッション・インポッシブル!!
トム・クルーズはスタントを自分で殆どこなすし、CG嫌いで有名。
その点も他のスターとは違います。
この作品。
冒頭の20分位で、トムのチームの5人のうち4人が殺される、
まず、そこに驚く。
任務(紛失したCIAメンバーのデータの奪還)は失敗。
トムは横領やらCIAの規則違反でお尋ね者になってしまうのだ。
この展開もスリリングで定石を最初に覆していて新鮮。
観客はあっという間にストーリーに惹きつけられる。
兎も角、ミッション•インポッシブルはトム・クルーズありきの
スパイ・アクション。
17年も続き最新作の「デッドレコニングPART ONE」が7月に公開された。
そう言えば記念すべき第1作にイーサン・ホークの
オートバイ乗りのシーンと
カーチェイス・シーンはなかったね!!
スパイ映画、こう来なくっちゃ
監督色が強く出てサスペンス感満載
スパイ映画らしいおもしろさ
新シリーズを映画館で観る前に、復習のため全シリーズを再鑑賞中。
シリーズ作品は全て、最初は映画館で鑑賞済み。映画館でなるべく観たいのは、アクション映画と淡々と進む映画。どちらも家の小さなテレビの画面では、感動は半減すると思っている。特に淡々と進む映画は、家だと集中力に欠け、ほぼ楽しめない。
さて、この作品の感想だが、王道のスパイものといった印象で、とても楽しかった。テンポも良いし、アクションシーンもスマートでカッコ良い!
ところどころ覚えていたものの、やはり忘れている場面が多かったので、今回もしっかり楽しめた。あのテーマ曲が流れただけでワクワク♪
年月を経て観て気がついたことが新鮮だった。
ちょい役で、エミリオ・エステベスが出てるとは!忘れていた。今回知ったけど、ジョン・ヴォイトはチャンプの人とは!幼い頃、チャンプを映画館で観て号泣した思い出。テレビシリーズファンには、この人が裏切るなんてありえない!ひどい!って、この1作目は不評だったらしいけど、テレビシリーズ知らないし、この1作目は大好き。
ジャン・レノもこんなに出てたっけ?って失念してた。最後のヘリコプターのシーン良かったな。
ロンドンが好きなので、ロンドンのシーンは嬉しかった。
トムクルーズかっこいいな。
この頃、こんなに長くシリーズが続くなんて想像していなかったし、トムクルーズが今でもカッコイイってすごい!
全体的に品があってスマートで良し。
007シリーズも、ダニエル・クレイグより前の方が好き。
そして問題のシリーズ2に続く…。
シリーズ2は好きじゃなかったことだけは覚えていた。まさか、こんなに面白いシリーズ1とは全く別物のシリーズ2になるとは!もう観たけど、好きじゃない理由が再鑑賞ではっきりした。忘れないうちに感想書かねば!
しかし、先は長いな。
早く観ないと映画終わりそう。
スパイ映画人気シリーズはここから始まる
初鑑賞ではないが最初から最後までしっかり観たのは今回が初めて
監督は『キャリー』『アンタッチャブル』のブライアン・デ・パルマ
脚本は『ジュラシックパーク』『ミッション:インポッシブル』『スパイダーマン』『宇宙戦争』『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のデビッド・コープと『ザ・ヤクザ』『m:I-2』のロバート・タウン
アメリカの人気ドラマ『スパイ大作戦(原題:mission impossible)』のリメイク
トムが初めて映画プロデューサーに挑戦した意欲作
ブライアン監督を起用したのも彼
当初はオリジナルで行く予定もやっぱりスパイ大作戦のテーマが良いと作曲家を降板させてまで拘り抜いたトムの代表作
諜報員のリストが収録されたディスクを巡る争い
敵なのか味方なのか
結局のところイーサン・ハントが嵌められた形
イーサンが天井から吊るされる場面とクライマックスの電車とヘリコプターのシーンは甲乙付け難い見どころ
やはり音楽が良い
役者も良い
「雰囲気」も良い
だが脚本がいまひとつわかりにくい
なにが悪いのか聞かれても具体的に答えることができないが
ハリウッド映画に限らず海外作品はわりとこういうケースが多い気がする
特に脚本が苦にならないは人たちはスパイに向いているのかもしれない
チームに女性3人は明らかに多い気がした
連ドラの方は1人だった
3人にしたって全て白人はないだろう
ポリコレだとお叱りを受けそうだが白人黒人アジア系じゃないと
爆死することになった監視役は男でも良かった気がしないでもない
クレア役のエマニュエル・ベアールがとてもキュートだった
車掌役の表情が良い
ラストも良い
追いついてけなかったー、、、
現在上映中のデッドレコニングが評判だから観てみたいんけど、一作もミッションインポッシブル観たことなくて話わかるか不安で視聴してみた。
裏切り裏切られの押収が頭を混乱させる。誰が味方で誰が仲間?追いついていけなくてただ目の前のアクションを楽しむだけになってしまった。
あと音楽が派手、シーンにピッタリのめっちゃかっこいい音楽なんだけど、音楽が主役になってる感が気になった。セリフ聞こえにくいレベルだから、もうちょっとボリューム落としてもいいのではと思った。でも自分がストーリーに集中できてないのもあるし、スマホの小画面で見てるから映像と音楽のギャップで気になっただけかも知れない。そんな感じでダニーエルフマンのプレイリストムービーかと思うほどだった。ハラハラとドーパミン出したい時にぴったりかも。
このシリーズ観るのにエネルギー使いそうだから、体調いい日に見たほうがいい気がする。あと劇場の方がいいな…
デッドレコニング観るためには、全作観なきゃダメかな🥺今の体調だと気が遠くなる…。
誰か教えてください🥺
超第1級エンタテインメント作品登場
原点にして最高のスパイ映画
軽めのスパイアクション物
今なお大ヒットが続く、超一級スパイアクションシリーズの第一作目
本作は1960年代のアメリカの大ヒットTVシリーズ「スパイ大作戦」を1996年にトム・クルーズさん主演でリメイク、その後 今日まで続く大ヒットシリーズとなった記念すべき第一作目です
本年2023年となり公開の迫る7作目「デッドレコニング part one」に向けて1人復習上映で1作目から観始めましたが、27年前の作品とは思えない完成度、何度観ても面白いなあ、とあらためて感心しました
全体的に重厚でスリリングな作り、直ぐにブライアン・デ・パルマ監督の演出だなあって分かります
あと、人物のアップが多いのと斜めの構図が多いのも特徴的でした
そして格調高い作品の雰囲気に負けず劣らずなのが全編に散りばめられたアクションシーンの数々
・水槽を爆破してレストランから脱出するシーン
・データを盗むために天井から侵入し宙づりに
なるシーン
・トンネル内で疾走するTGVとヘリコプターを
使ったバトルシーンは大迫力
映像は凄いんだけど、何とも言えないBGMと
共に淡々と描かれるアクションシークエンスが
とても新鮮だった
・回転するヘリコプターのプロペラがクルーズさん
に迫ってきて喉元ギリギリで止まる
とても懐かしかったと共に今観ても全く古さを感じないのがすごい、今日 シリーズの回を重ねる毎にエスカレートしていっている、クルーズさんのライブアクション魂はこの1作目から始まっていたんだなと再認識しました、とにかくすごい人です
あと、エマニュエル・ベアールさんが綺麗でとても魅力的でした
そんな感じですごく見どころの多い巨匠とトップスターが作ったアクション超大作の第一作目、とても楽しめました
そのものズバリ‼️ミッション:インポッシブル‼️
2023年に7作目が公開されるという長寿シリーズの記念すべき1作目です‼️当時人気絶頂のトム・クルーズに下された指令は往年の大人気テレビシリーズ「スパイ大作戦」を完璧に映画化すること‼️それこそミッション・インポッシブル‼️当時のトム・クルーズには荷が重過ぎる不可能な任務だったわけです。ただ「スパイ大作戦」の映画化としては失敗していますが、トム・クルーズ主演のアクション映画としてはそれなりに面白いと思います‼️まずストーリーについてはただ単に裏切り者探しの物語になってしまっています。テレビシリーズで大人気だったジム・フェルプスを裏切り者=悪役に仕立て上げ、チームのメンバーはオープニングでほとんど死亡、生き残ったメンバーと新たに加わるメンバーはほとんどが実は悪役だったというオチ。ドラマ版の売りだったチームプレイもオープニングで見られる以外はトム・クルーズの単独プレイに終始しており、全然スパイ大作戦ではありません‼️わが敬愛するサスペンスの巨匠ブライアン・デ・パルマ監督の仕事も雇われ臭がプンプン、持ち味を発揮できていません‼️このシリーズの売りであるトム・クルーズの命がけのアクションもこの第1作では見せ場という見せ場がなく、爆発する水槽からの脱出とかクライマックスの特急でのアクションもCGに頼った見せ場という感じ。世評ではCIA本部への潜入シーンが素晴らしいと言われていますが、私にしてみれば「トプカピ」のパクリでしょと言わざるを得ない。いろいろ悪口を書きましたが前述の通り、トム・クルーズのアクション映画として観ればそれなりに面白い作品ではあると思います。またキャスティングに関しても、フランスの大女優エマニュエル・ベアールや "レオン" ジャン・レノ、エミリオ・エステベスらがトム・クルーズと共演すると聞いただけで、当時胸をワクワクさせていたものです。残念ながらみんな劇中で死んでしまいましたので、この後のシリーズに登場する事は不可能だと思いますが・・・それと当時見た予告編では、トム・クルーズとエマニュエル・ベアールのキスシーンがあったと思うのですが、気のせいかな?とにかく名作スパイアクションを目指したプロデューサー、トム・クルーズの迷走ぶりはあと2、3作続くことになります。
全161件中、41~60件目を表示












