赤ちゃん教育のレビュー・感想・評価
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昭和13年のドタバタ喜劇
日本ではエノケン、ロッパのころの作品。
この配役なのにスクリューボール、つまりドタバタ喜劇でした。
ヘップバーン先輩の変幻自在なオテンバ演技はさすが大女優の切れ味であのグラント先輩をグイグイ引張ている印象です。
ハワード先生の演出もテンポ高速でAFI100入りも頷けます。
縁なき衆生は度しがたし。
本人は本人の世界で生きているので、何とも思わないのでしょうけれども。
しかし、まともに取り合おうとすると、大変な目に遭うのは、こちらですよね。
その意味では「過去と他人は変えられない」というのは、一面の真理をなのかも知れません。
赤ちゃんを教育するような無理難題ー。
それが本作の題名(邦題)のゆえんでしょうか。
赤ちゃんはでてきません、ベビーと言う名のペットの豹です・・
コメディの古典として語り継がれており、バーブラ・ストライサンドとライアン・オニールによる「おかしなおかしな大追跡」の元ネタということで原点に興味が湧き鑑賞。
週刊誌に載ったハガーワイルドの短編小説を読んで笑った監督のハワードホークスが1000ドルで映画化権を買い取りダドリーニコルズにストーリーを、自身はキャラクターとコメディ部分を受け持って脚本化したそうです。世間知らずの奔放な令嬢とお堅い古生物学者というギャップが織り成す珍騒動劇だが犬はともかく本物の豹まで入れるのは実にユニーク、おまけにプロントザウルスの骨格標本まで出てくるので子供たちにも受けたでしょう。豹はロサンゼルスのルナパーク動物園の人気者インド豹のニーサで女性トレーナーのオルガ・セレステさんが調教したそうです、映画でも名演技、キャサリンのスカートにすり寄るところは猫の様です、このシーンはニーサの好きな香水をスカートに付けて撮ったようです。豹を飼いたがるランダム夫人は関西マダムの乗りなのでしょうか?、もう少し動機付けしないとキャラと合わず突飛すぎますね。映画では豹はブラジルから来たといっていますがそれならレパードでなくジャガーでしょう、劇中でも「豹(Leopard)のスペルにUは無い、Wだ」と言っていますが意味不明でした。いつもながら異国のコメデイを字幕で観るにはハンデがありすぎる気がします。
映画自体はフランスのコメディによくある拗らせものでしょう、本国よりヨーロッパで受けたようですね。好みとしては無駄なセリフが多く騒がしいばかりで個人的には微妙です、でも1938年という時代を考えると斬新であったことは間違いありませんね。
最後の「よしとするか」で良いんじゃないと思ってしまう私は浅はかでし...
最後の「よしとするか」で良いんじゃないと思ってしまう私は浅はかでしょうか?笑
なんでこうも魅力的なんだろう。。
役者の手癖がすごい。
これをスクリューボール・コメディという
ケーリー・グランドを鼻で引きずり回すキャサリン・ヘップバーン。挙げ句に恐竜の復原骨格まで壊してしまう。お見事。有象無象のウーマンリブ映画より遥かにフェミニンなウーマンリブ讃歌映画だと思うけどなァ。
いやー面白かったー、腹抱えて笑いました
「赤ちゃん教育」を観ました
いやー面白かったー、腹抱えて笑いました
「フィラデルフィア物語」も観ましたが、同じ出演者でも数倍面白い
キャサリンヘップバーンの魅力が最大限に発揮された傑作だと思います
台詞脚本のこなれ方が半端ない
またそれをみごとに自分のものとして演技していて素晴らしい
ケーリーグラントもめぐり逢いとか北北西に進路をとれとかシャレードみたいなスカした大物然としたおじさんでなく、こんなコメディ出来るんだというのも驚きでした
ところで原題のBring Up Baby はベイビーを連れて来てでストレートなんですが
なんで邦題が赤ちゃん教育になったのか謎
きっと豹のベイビーとキャサリンヘップバーンを掛けてるんでしょうけど
教育は彼女が真面目で固すぎるハドソン博士をくだけた人格に教育するって意味合いなのでしょうか?
ともかく見事なスクリューボールコメディ=ドタバタラブコメでした
何なのこれ?
つまらない。
くどくて、会話はうるさく、テンポが悪い。ヒロインはただウザいだけで魅力がない。
これが名作なの?
同じスクリューボールコメディでも、フランク・キャプラの「或る夜の出来事」はとても楽しめたので、ジャンル自体が苦手というわけではない。
呆気にとられるハイテンション!
気ままなスーザンに振り回されるデビッド。
呆気にとられるハイテンション!最後の最後までみっちりドタバタ、楽しかったです。
ハワード・ホークス監督のスクリューボールコメディーの名作、1937年の作品です。
ケイリー・グラント、キャサリン・ヘプバーン主演。
キャサリン・ヘプバーンがとてもキュートでした、けっこう体張っていてビックリです。
ケイリー ・グラントもちょっと気弱なハンサム博士を好演です。
ドアを開けるとそこには‥!ベビーちゃんはとてもいい子でカワイかったです。
爆発的ではない笑い
今のコメディの感覚とは、だいぶ違っているので、最初は観ていて、そのリズム感に戸惑ったんですけど、時間が経つと、このスクリューボールコメディに可笑しみを感じられるようになりました。でも単にコメディであれば、やっぱりルビッチとかの方が面白いですかね。
とはいっても、これだけコメディのアイディアが満載で、少しも飽きさせないのは、さすがホークス監督ですね。
そうしたコメディ要素より、むしろ私が驚いたのは、一瞬、キャサリーン・ヘップバーンが美しく映されている時でしたね。ヘップバーンが失意で泣いた後にケーリー・グラントに愛を語るシーン! そこでの二人の構図が何だか感動的なほどに美しくて魅了されました。
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