「観るのが辛いけど大切な作品」ミシシッピー・バーニング 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
観るのが辛いけど大切な作品
1960年代のミシシッピ州での黒人差別の実話ベース作品
このテーマの作品は本当に観るのがしんどいです
日本では昨年末公開の「TILL」程ではないですが、観てるのが辛いシーンがありました
実際の差別はもっとひどかったのでしょうけど
黒人の人達についての白人の人達のコメントがひどすぎました
環境が人をつくると思うし、差別が当然という中で育ってきたらそうなるのも仕方のない事なのかもしれません
住人だけじゃなくて、保安官や判事も差別主義者、判事までが差別をするという事に本当に驚きました
逮捕されても軽すぎる刑に虚しさだけが残り、希望が見えるラストでありながらも、まだ差別と戦っていかないといけない事が想像できました
そんな差別主義者と戦うFBI捜査官役にウィリアム・デフォーとジーン・ハックマン
エリートではない叩き上げの捜査官にジーン・ハックマンがとってもはまっていたと思います
観て楽しめる作品ではないけど、観るべき作品で観て良かったです
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