劇場公開日 1989年7月29日

「音のない演出が冴えてましたね」魔女の宅急便(1989) チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0音のない演出が冴えてましたね

2014年11月26日
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ひとりで宮崎駿監督を回顧してみる企画であります。
驚いたのは、無音での演出。緊張の高まる場面を無音で描く場面が多々あって、これはおもしろいなって感じましたですね。
あいかわらず、空を飛ぶシーンとか、自転車で疾走するシーンとか、早さを感じさせるシーンは秀逸で、観ていて興奮が高まるんですけど、ちょっとこの作品では控えめなのが残念でしたかね。
キキの成長譚であるわけですけど、その葛藤もも少し詰め切れてないような気もしましたね。あとは最後の気球船。もっとも迫力が出せそうだったんだけど、意外とあっさりしてたかな。

チャーリー