「想像と少し違って驚いた。」魔女の宅急便(1989) こたーさんの映画レビュー(感想・評価)
想像と少し違って驚いた。
ジブリ作品鑑賞14作品目。以前から観たいと思っていたジブリ作品ナンバーワン。なかなか借りられずようやく鑑賞。
幼いキキが魔女の修行に旅立ち、社会の厳しさを知りながら色んな人との出会いを通じて成長していく物語。
まずとにかくBGMがよかった。海のきれいな舞台や背景ともとてもマッチしていた。ユーミンも、『海の見える街』も、言葉に言い表せないくらい。
次にストーリー。魔法使いで空が飛べて、猫と会話ができる。そんなファンタジックな世界観ながら、少女が知らない街に一人で上京(?)し、社会の厳しさを学ぶという、子供にも大人にも向けた面白いストーリーでした。自分が想像していた、いわゆる子ども向けの「魔女の宅急便」とは違っていて、驚きましたね。
キキの思い悩むシーンが数多く出てきますが、なんとも言えない甘酸っぱい気持ちになりますね。知らない街に出て、そんな中でも優しい人たちはたくさんいる。出会いって素晴らしいなあ。
そしてさすが宮崎駿作品、セリフにはしない表現、考察が捗っているようです。魔法が使えなくなった理由、とかね。
今まで観たジブリ作品ともどこか一味違う、そんな作品でした。
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こたーさんのコメント
2022年6月7日
コメントありがとうございます。
うまく言葉にしづらいですね…
ファンタジーな世界観と思ったら、現代でもありがちな人間関係で悩んでたり、爽やかないわゆる子ども向けアニメだと思っていたら、キキの思い悩むシーンが印象的だったり…
自分の鑑賞前とのギャップが一番大きい理由だと思います!
あえて言えば千と千尋の神隠しに近いかなーと思います。