「画面が美の暴力」マイ・プライベート・アイダホ 暇さんの映画レビュー(感想・評価)
画面が美の暴力
前半は精神病みたいな画が続く。いわゆる男娼や娼婦だったりの実態を知らないので、価値観も生き方も全く違う人間のお話だった。
母が自分を捨てなければ普通の人間として生きられたと思いながら母のことを夢にまで見る生活。マイクの中にあるアイダホの理想郷に辿り着く為に母を追い、友人としても愛したスコットを失う。1人地面に倒れ笑うリバーの演技は鳥肌モノだった…。
ラストシーンもよかった。ヌードシーンの魅せ方も独特でびっくり。ずっと重たいマイクの人生をこれでもかというくらい訴えてくる様な表現が多い。
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