「どこまでも切ない…」マイ・プライベート・アイダホ ジンジャー・ベイカーさんの映画レビュー(感想・評価)
どこまでも切ない…
レジェンド的俳優のリバー・フェニックスが出演しているということで鑑賞。有名なガス・ヴァン・サント監督の作品だと鑑賞後に知った。
友人且つ恋愛関係、家族、腐敗した生活、病気などテーマは非常に重く、ガス・ヴァン・サント監督はそれを軽快にすることなく、重々しくそして生々しく描いている。持病があるゲイの主人公を演じきったリバー・フェニックスの演技は見事で、若々しいキアヌ・リーブスも映えていた。二人のファッションも現在の我々が見てもクールに思えた。
終始、主人公を見ていて切ない気持ちになる。ラストシーンに監督の手腕を感じた。
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