「厳しい逃避行」アウトロー(1976) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
厳しい逃避行
総合:75点
ストーリー: 80
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 65
家族を殺された男のただの復讐劇ではなく、その男の人生の区切りと再生を描いた作品。家族を失い感情も荒れてちょっと近寄りがたい雰囲気を持ったイーストウッド。次々に登場してくる人々との出会いが彼の生き様を形作っていく。それぞれの人が持つ背景と共に入り組んでいく人間関係が複雑な物語となって一つの作品となる。
西部劇だが銃撃戦の場面はそれほどたいしたことはない。とにかく敵がいくら撃ってもイーストウッドには弾が当たらない。でも仲間の素人の撃つ弾はどんどん敵に当たる。ドンパチよりもイーストウッドをはじめとするそれぞれの人々の背負う傷や、それでも生き抜こうとする気持ちを堪能した。
でもちょっと雰囲気には厳しくて重い部分もある。いつまでも追いかけてくる敵に警戒しながら逃避行をして、荒野に野宿し襲い来る敵を殺していく修羅な生活が続くのは厳しい。見ているだけでこちらも疲れる。それだけに最後はうまくまとめたと思う。
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