「この週は新作が案外少ない?」ブラック・レイン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
この週は新作が案外少ない?
今年422本目(合計1,072本目/今月(2023年12月度)23本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
結局「ウィッシュ」と「ラジャー」以外にメインとなる軸がなく、本作品が突然現れたり、かなりの旧作が突然出てきたりと映画館のプログラムも大混乱状態です(12月は「師走」ともいうから、本当に忙しいのかな)。
おそらく趣旨的にオンライン視聴(いわゆるVOD課金ほか)も可能であろう作品であろうことからネタバレは少な目に行きます。
最初はニューヨーク市警のお話。そのあと「ある事情」で日本の大阪に飛び、その大阪で見たものとは…といった展開で、大きく分けて「アメリカ編」と「大阪編」にわかれます。
当時(1989年。今から30年ほど前)も前の大阪が舞台で、おそらく映画の作成時期的にもCG技術の利用はなかったか最低限であったであろう当時の技術において「こんな大阪の時期があったのか」という点は、「今現在」大阪に住んでいる人にもある意味びっくりで(今は存在しない施設やら制度も多数出てくる)、「こういう時代が(ある程度の誇張はあるとしても)あったのね」という観点ではよかったかな、というところです。
趣旨的に誰が犯人だの何だのといったことを書き始めると(VOD課金もできると思われると思われる現在において)ネタバレどころではないので省略します。
映画の採点としては「多少古い作品かな」とは思ったものの、「古い作品のリバイバル上映祭り」の中に入っていたことを確認していて、その理解のものでは理解もできるので、減点なしにしています。
また、若干ながら「なんちゃって日本」が垣間見て見える点も(現在のアメリカから日本を描く映画との比較において)結構面白い点もあります。