「凱旋時の威風堂々はこれ以上ない程」ブラス! 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
凱旋時の威風堂々はこれ以上ない程
久しぶりに観ましたよ。「トレスポ」の直後で埋もれてしまったような気がしますが、中々に見応えのある映画。
炭鉱閉鎖という先の見えない暮らしを舞台にしたブラスバンドの物語で、なんと言っても音楽が素晴らしい。
話の元となっている実際のバンドの物語何ですが、実際のバンドが映画に参加して演奏。しかもサウンドトラックも彼らの演奏だというから素晴らしい。
苦境のさ中でも音楽を絆に、実に生き生きとしている彼らに魅了されます。
また仕事だけでなく個人個人にも様々な苦難や挫折があり、それが何とも上手いこと物語に絡み合っています。
そんな中迎えた決勝の演奏は、素晴らしいんですよ。すっごいアガります。
「アシカやイルカには立ち上がるー」の一説が
凱旋時の威風堂々はこれ以上ない程に音と心情がマッチしており、胸にくるものがありました。
何とも胸が熱くなる作品です。
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