劇場公開日 1997年12月20日

ブラス!のレビュー・感想・評価

全16件を表示

5.0大好きなピート・ポスルスウェイト

2024年3月4日
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悲しい

楽しい

興奮

ラスト、肺を病んだ老鉱夫の言葉に何を想うのか...2024年の喪失していく日本で観賞すると、以前には得られなかった感情が溢れてきた。希望(未来)と栄光(過去)を各々が抱き、耐え忍ぶ時代になったのかもしれない。

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しーらん

3.5定型的なストーリーだけどだからこそいいのかも。

2024年1月13日
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鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
ユアン・マクレガーと対峙するピート・ポスルスウェイトがいい。
大枠では『フル・モンティ』とかとかぶる印象だけど、でもやっぱりお話に引き込まれる。

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なお

2.0寂しくも熱い映画

2023年12月31日
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プライア

4.0凱旋時の威風堂々はこれ以上ない程

2022年8月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

久しぶりに観ましたよ。「トレスポ」の直後で埋もれてしまったような気がしますが、中々に見応えのある映画。
炭鉱閉鎖という先の見えない暮らしを舞台にしたブラスバンドの物語で、なんと言っても音楽が素晴らしい。
話の元となっている実際のバンドの物語何ですが、実際のバンドが映画に参加して演奏。しかもサウンドトラックも彼らの演奏だというから素晴らしい。
苦境のさ中でも音楽を絆に、実に生き生きとしている彼らに魅了されます。
また仕事だけでなく個人個人にも様々な苦難や挫折があり、それが何とも上手いこと物語に絡み合っています。
そんな中迎えた決勝の演奏は、素晴らしいんですよ。すっごいアガります。
「アシカやイルカには立ち上がるー」の一説が
凱旋時の威風堂々はこれ以上ない程に音と心情がマッチしており、胸にくるものがありました。
何とも胸が熱くなる作品です。

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白波

4.5一言「ほぼ覚えてなかったし!」

2022年5月22日
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25年ぶりくらいに再見。

私の大好物=イギリス・炭鉱の町を舞台にした映画MY3部作(繋がりはない)。
「フルモンティ」「遠い空の向こうに」そして今作。

閉鎖が噂されている炭鉱の町の、ブラスバンド(以下バンド)。
指揮者をはじめそれぞれの人間模様=群像劇が、イギリスらしい。
コンクール目指してバンド活動をしているけど、仕事がなくなったら・・・。
というジレンマが全体に漂う。難しいよねえ。

いくつかのアクシデントを、乗り越えられるのかどうか。
その光景を、説明ではなくバンドの音楽を前に出して、話が進むところ。
知らない曲がほとんどだったけど、好感度大。

結末もすっかり忘れていて、ちょっと泣けました。
そうきたかと。アメリカだったら、この終わり方はしないだろうなあ。

いい映画は何回見てもいいのでありました。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「我々のプライドを象徴するのは、このバンド!」

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ゆき@おうちの中の人

4.0【苦しくとも”威風堂々”と生きる炭坑夫魂と彼らが奏でる演奏が魅力的な作品。当時、炭鉱閉鎖政策を推進していたサッチャー政権に怒りを叩きつけた作品でもある。】

2022年3月5日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作の内容は巷間に流布していると思われるので、久しぶりに鑑賞した感想をシンプルに記すー

・グリムリー炭坑閉鎖に抵抗する、1881年から続いているグリムリー・コリアリーバンドのメンバーの苦しみ、悲しみがキチンと描かれている。

・グリムリー・コリアリーバンドを率いる指揮者ダニー(ピート・ポスルウェイト)の音楽愛に惹かれる団員達の姿。
 - ダニーが倒れた時に、病室の前で皆で演奏するシーンは沁みる。-

・アンディ(ユアン・マクレガー)は、久しぶりに町に戻って来たグロリアの見事な演奏を聞き、彼女と良き仲になるが、実は彼女は会社側からレポートを書くために送り込まれた事が分かり、自棄になってトランペットを賭けで失ってしまう。

・ダニーは、病に倒れる前からロイヤル・アルバート・ホールで行われる”全英ブラスバンド選手権”での優勝を夢見ていたが、3000ポンドの出場料すらバンドメンバーは支払えない。
それだけではなく、ダニーの息子フィルは家を抵当に取られ、妻子も出て行ってしまう。
 - フィルはピエロに扮して小金を稼ぐが・・。-

・グロリアは会社幹部から”炭鉱閉鎖は2年前から決まっていた。”と聞かされ、自ら会社を辞め、退職金を3000ポンドの出場料として提供する。

■今作の白眉のシーン
 ・ロイヤル・アルバート・ホールで行われる”全英ブラスバンド選手権”で、見事に優勝したグリムリー・コリアリーバンド。
 スピーチを求められたダニーが、政府に対して”我々は真面目に働いてきた人間だ!”とスピーチし、トロフィー授与を拒否するシーンである。
 (しかも、別のメンバーがチャッカリ、銀のトロフィーを持って帰る・・。)

<炭鉱の町の人々が喜び紙吹雪舞う中、凱旋するシーンも良い。
 時代の趨勢だったとはいえ、労働者を軽んじる政権は、ロクなものではないのである。>

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NOBU

4.0タイトルなし

2021年12月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

"グライムソープ・コリアリー・バンド
(Grimethorpe Colliery Band)"
現在も活動を続けている
炭坑夫の余暇活動として
1917年に結成されたブラスバンド

1980年代イギリス
炭坑閉鎖に揺れる小さな町
生きる意志や希望を失いかけた人々に
「生きること」を音楽を通して伝える

実話に着想を得て描かれた作品
80年代イギリスの経済改革
変革の真っ只中にいる人々
劇中バンドのその後には触れていませんが
先行きの見えない中での
最後のスピーチにとても感動しました

バンドを牽引するダニーを演じた
ピート・ポスルウェイト(1946-2011)
がとてもいい

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lily

4.0これも炭鉱の話

2021年12月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

炭鉱夫で編成されているブラスバンドがあった。
コンテストに参加するが勝ち抜いていく。
しかし、炭鉱はサッチャー政権で風前の灯・・・。
イギリス流のブラックユーモアが絶妙で感動させてくれる。

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いやよセブン

3.5苦しい時ほど本当の価値が分かる音楽映画にある、イギリス映画の逞しさ

2021年1月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

個性的顔立ちのピート・ポスルスウェートと若手の注目株ユアン・マクレガーが主演の音楽映画。アルバート・ホールでの演奏コンクールをクライマックスにした、社会派ドラマに音楽愛と人間愛をカクテルした厚みのあるストーリー。廃坑せざるを得ない生活苦の状況で、演奏芸術に全身全霊を捧げる指揮者の信念とそれに付いて行く楽員との深い結びつきが感動的に描かれている。イギリス映画の底力を窺わせる良心作になっている。
  1998年 8月20日

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Gustav

4.0中学生ぶりに鑑賞。炭鉱夫で作られたブラスバンドクラブ、炭鉱の存続の...

2020年5月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

中学生ぶりに鑑賞。炭鉱夫で作られたブラスバンドクラブ、炭鉱の存続の危機によりブラスバンドの存続も危機に。ブラスバンドの演奏シーンは迫力があり聴いていて生のブラスバンドの演奏が聴きに行きたくなる。私自身吹奏楽をやっていたので観ていて楽しかったし、また音楽をやりたいと思った。ラストのホールの演奏と威風堂々は素晴らしい!

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あかねちん

4.0災害や失業など、生活が困窮した時に真っ先に削られるのは芸術や娯楽だ...

2019年4月11日
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猫柴

4.0 この町で生まれた女性グロリア(フィッツジェラルド)が戻ってきてバ...

2018年10月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 この町で生まれた女性グロリア(フィッツジェラルド)が戻ってきてバンドに参加。男ばかりのバンドが伝統だっただけに異色ではあったが、彼女は会社側の人間で、調査が目的だった。

 炭鉱が閉鎖されればバンドも解散。とにかく投票によって存続を求める声が強い。中にはアンディ(マクレガー)のように退職金がどれだけ上乗せされるかを期待する者もいたが、圧倒的に多い存続希望派。

 指揮者のダニー(ポスルスウェイト)が病に倒れたときに窓の外ではメンバーがダニーボーイの演奏。ここでまずウルウル。そして結局大量解雇のまま英国大会に出場。ラストのポスルスウェイトのスピーチが泣けてくる。

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kossy

4.0炭鉱閉鎖の危機を前にしてブラスバンドに所属する炭 鉱夫たちの日々を...

2016年8月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

炭鉱閉鎖の危機を前にしてブラスバンドに所属する炭 鉱夫たちの日々を追ったもの。 いい 鉱山閉鎖が厳然とした事実として迫り、皆生活の危機 が迫る中、ブラスバンドがどう関わるのか。 人の尊厳の前に音楽はどうあるのか。 最後、優勝した彼らの先には生活の不安はある。 けれど、演奏をしているときは『威風堂々』としてい る。 音楽にあまり興味なく過ごしてきたが、演奏を聞いて ると泣けてくる。

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ずん

5.0amazonでの評価は高い

2015年12月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

知られざる名作ってやつか。

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ROKUx

1.0リリーフランキーの

2014年10月22日
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楽しい

本にもちょこっと登場する今作。観ると必ず楽器をやりたくなる。炭鉱というものが身近にないのであまり共感出来ないってのもあるがいまひとつグッとくるものがない。

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がい

3.0劇中で演奏よりも大切なのは炭鉱閉鎖問題

2013年9月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 題名からして頑張って音楽をやり遂げる内容かと思っていたら、音楽以上に炭鉱閉鎖問題をとりまく人間模様の話でした。音楽に対してどのような取り組みをして素晴らしい演奏をしていくかという視点が殆どなくて、炭鉱閉鎖問題の合間に演奏をしているような状態。
 このような描きかたで吹奏楽の大会に出たと言われても、音楽に対する意気込みが心に響いてこない。吹奏楽よりも仕事を失って貧困に苦しむ日常の生活のほうがより切実な問題というのはわからないでもないが、それだけを悲観的に描かれても救いもないし、せっかくの吹奏楽部の位置づけが弱い。

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Cape God