劇場公開日 1998年2月28日

「ハンバーガーのような大味な娯楽活劇」フェイス/オフ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ハンバーガーのような大味な娯楽活劇

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

総合:65点
ストーリー: 55
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70

 ある意味ハリウッドらしい映画。見せるための派手な活劇と、それを実現するために設定された無理やり感いっぱいの物語で突っ走る娯楽活劇。

 人の顔を交換できるというだけですごい驚きだが、人が入れ替わるということは、見た目だけでなく性格や能力まで入れ替わることが求められる。相手に摩り替わったと思ったら自分も摩り替わられていたなんてのも、なんて単純な思考なんだろうと驚く。だがこういう大味な映画だから設定や物語の無茶振りはあまり細かいことを気にしてはならないのだろう。
 飛行機を飛行場で追跡する車や刑務所の喧嘩の場面やら、かなり大袈裟な活劇で映画は満たされる。アメリカらしいけっこうな大味のハンバーガーのような映画として適当・気楽に見れる。

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Cape God