「真実はフィクションよりも…」フィラデルフィア しんごりらさんの映画レビュー(感想・評価)
真実はフィクションよりも…
トムハンクスって、、こんなに痩せてた??とまず驚いた。若さもあると思うけれど、エイズとわかってからのあの痩せようはすごい。あきらかに弱ってるのがわかる。
やっぱりこの主役二人の演技はすごいです。エイズ患者への差別、同性愛者の偏見、そして黒人弁護士。
当時特に酷かったであろう差別問題を大きく取り上げている。
感染方法もしっかりと理解されていない為(病気自体理解が浅い)の問題が鮮明に描かれていてストーリーに引き込まれた。
裁判の冒頭、デンゼル演じる弁護士が法廷内の人達へこんな言葉を投げかけた。
「これから始まる裁判には、ドラマで良く目にする様なとっておきの証人や、逆転する様な証拠は出てきません。手に汗握るような展開もありません。あるのはただ真実をありのまま語るという事だけです。」
まさにこの台詞が映画を表してるシーンかな?
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