フィールド・オブ・ドリームスのレビュー・感想・評価
全21件中、1~20件目を表示
実話かと思ってた
今作の舞台のトウモロコシ畑でMLBの試合をする時があるからか、ずっと実話だと思っていた。
めちゃくちゃファンタジーだった。
野球選手は実在する選手の名前を使っているらしい。
If you build it, he will come.
これがずっと伏線となっている。
最後泣けた。親子の物語だった。
球場以外の場所には足を踏み入れられない。なぜなら現実に戻ってしまうから。野球選手の夢を捨てて医者になった人が、子供を助けるためにこっちの世界に足を踏み入れるところも良かった。
ラストお父さんとキャッチボールしているのが良かった。離れていてもできるもんね、、
思い出すだけで感動が蘇る名作
年に一度は観たくなる名作です。
アイオワ州の、広大なトウモロコシ畑を営む男(ケビン・コスナー)が、ある日聴こえてきた不思議な声をきっかけに、家族を巻き込んで生活を一変させる夢のあるストーリーです。
自分がもし奥さんの立場だったらどうするだろう、など想像しながら観るのもまた面白いです。
その後、ボストンで暮らす始終不機嫌な男(ジェームズ・アール・ジョーンズ)とのやり取りもとても面白く、主人公がこの頑固ジジイをどう説得するか、目が離せずハラハラします(笑)
主人公の奔走と並行して、地域の有害図書の問題の言い争いのシーンでは主人公の奥さん(エイミー・マディガン)の不屈の女の姿がカッコ良くて眩しいです✨
クライマックスの奇跡、不思議なラストシーンからの誰もが想像するであろう幸せな未来をイメージするとまた感動してしまいます(笑)
子供から大人まで、野球に興味がなくても絶対に楽しめる名作です!是非ご覧下さい!
悔しくも先日この世を去ったレイ・リオッタも“シューレス”・ジョーとしてこの作品に出演しています。一見怖く見え、実は愚直な野球男の姿を見事に演じています。こちらも併せてご覧ください👀
映画のメッセージがわかりにくい
鑑賞後の気持ち
親に感謝や謝罪を伝えられないまま一生の別れになってしまった人はたくさんいると思う。そんな多くの人が持つ後悔を、主人公は解決できた映画だと思った。
鑑賞後の心の変化
親には日頃から感謝と謝罪をしようと思った
鑑賞後の行動の変化
親に感謝を伝える
好きなシーン
キャッチボールのシーン
ウインクするシーン
嫌いなシーン
なし
夢と希望と…
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原田マハの小説「キネマの神様」で、主人公の父親がネット上で本作の評論合戦を展開する場面があり、その文中でされていた作品評が本作を知ったきっかけでした。
夢と希望と家族の絆、そして全編を貫く野球の要素。いかにもアメリカ人が好きそうな題材でしたが、本作で描かれていることに国境などなく、素直に心へ響いて来ました。
堅実な生活を送って来た男が、天の声に導かれて枠から外れた行いをした時、舞い込んだ奇跡の数々。夢や希望はどんな時にも捨ててはいけないし、辛い時こそ心を豊かに…
和解した父とのキャッチボール、見事に落涙しました。
ファンタジーアメリカンドリーム
アムゾンプライムにて鑑賞
キネマの神様の作中で取り上げられていたので気になって鑑賞。
農場経営のレイキンセラが謎の声を聞いて畑に野球場を作り出すところから始まる話
野球場をつくれば彼がやってくるという声
そして往年の名選手たちの幽霊がやってきて野球をする
文章で書いても骨董無稽の話なような気もするが
そこまで違和感なく受け入れさせてしまうのはすごい
だが、古い映画だしその時点で往年の選手なのでほとんど知ってる名前はない💧
原作者がキンセラという名前で主人公も同じキンセラ
本人の投影でわざとそうしているのだろうが
アメリカではキンセラは結構メジャーネームなのだろうか笑
原作者の夢を描いたような作品である
ファンタジー映画でみんなの心残りや心の傷が解消されていくというストーリーはではあるが、グラハムのエピソードのところとかは少しまったりしてる様に感じた。
調べてたらそこも実在の選手みたい。
ラストシーンの彼がやってくるが実は父親で最後は自分の心の傷が解決されるシーンは胸がジーンとする
父親との会話で「天国は存在するのかい?」「するとも。夢が叶う場所だ。」娘と妻の笑う姿をみて「ここは天国かも‥」この映画1番の名シーンではないかと思う。
天国は家族と過ごせる日常にあるのだと言われてるような気がした。
父親とキャッチボールをするシーン
何気ないシーンの様に感じるが
日本でも野球はメジャースポーツだが、やはりアメリカ人にとっての野球とはまた違う感覚なのだろう
妻の兄が見えなかったのに最後突然ですが見えるようになったりするのが少し謎
テレンスマンがトウモロコシ畑の向こう側に行ったが彼は死んだのか?作品を描くために行くとのことだったが戻ってこれるのか?
もう少し説明してほしい様な所もあった
家族愛について描かれていて見終わった後清々しい気持ちになれる作品であり、今の家族との日常を大事にしないとなぁと感じさせられる作品であった。
まだ見てない人にも是非見てほしい作品の一つである。
合掌
いくつか謎が残るが、いい映画
映画ファンの間では高評価と知っていたが
まだ見たことがなかった
実際に見た感想は
いい映画
です
天の声に従って、畑を潰して野球場を作る
映画の序盤は、なんかしっくりこない
でも物語が進んでいくと・・・・
過去のメジャーリーガーがやってきて
野球を楽しんでいる
いい映画を見た
現実と心の世界の交流はマンツーマンでなくては…
映画鑑賞の信条の一要素に
“リアリティあるストーリー展開”がある私
にとっては苦手な分野の作品ではある。
1990年に観たっきりで、
キネマ旬報第2位の高評価にも関わらず、
特に大きな感動を得られなかったため
再鑑賞もなかった作品。
NHKBS放映を機に遂に再鑑賞してみたが、
全編、作り手も鑑賞側も夢の中に
浸りきることになるような印象で、
ある意味、ファンタジー過ぎる作品だ。
冒頭から「それをつくれば彼は来る」
との声が聞こえたり、
妻が即刻フィールド造成に賛同したり、
早々に幽霊選手と会話やキャッチボールを
始めたりと、
伏線が無い中での展開が早過ぎる印象だ。
また、ラストシーンの見えないはずの
幽霊選手の野球試合を、
大勢の生きた人間がどう観戦するんだ
等の思いが頭に浮かんでしまうと、
ファンタジーをも超越し過ぎて、
ただ呆然とするしか無い。
残念ながら私としては、最後まで作品の世界
になかなか入り込めなかった映画だった。
亡き父親との心の交流の映画としては
邦画の「父と暮せば」がある。
私としては、こちらの方が
リアリティの無い状況設定でありながら
リアリティを感じ、強い共感が得られる。
現実でないのなら、
他人には到底感じ取れない
マンツーマンでの心の交流前提が必須だ。
この作品のように
多人数による現実と心の世界の交流が
ごっちゃ混ぜでは、
観ている方も辻褄合わせに苦労させられ、
作り手のお涙頂戴的な作為を
先に感じさせられてしまう。
多分に、この「フィールド…」で描こう
としているのは、
裁判で無罪になったものの永久追放になった
シューレス・ジョー以下ホワイト・ソックス
の面々の復権へのスタッフの願いと共に、
ベースボールは米国文化の中心
との想いなのだろうと想像はした。
不思議な映画
名作映画としてなんとなく知っていたが、内容は全く知らずに視聴した。
1960年代をテーマに、その当時メジャーリーグで活躍したが八百長問題で追放された選手達を始め、その当時何かをやり残した人々が集まって野球をするという映画。
正直、どういうことなのか終始分からなかった。しかし所々に懐かしさや、心温まるシーンがあり楽しめた。
当時のアメリカを知る人にとってはもっと面白いものなのだろう。
またいつか色んな知識を得てから見直してみたい。
もう一度、子供に戻れるのよ
映画「フィールド・オブ・ドリームス」
(フィル・アルデン・ロビンソン監督)から。
このレビューを書く直前までは、気になる一言に
「ここは天国かい?」「アイオワさ」の会話か
「ねぇ父さん、キャッチボールを?」「いいとも」の会話、
どちらかを選ぶつもりでいたが、
書き殴りのメモを見直したら、この表現が浮かび上がった。
広大なトウモロコシ畑を突然、野球場にしてしまい、
収入が途絶えて、家族は路頭に迷う寸前なのに、
そのちっちゃな娘が、父親にしっかりと助言する。
「パパ、畑、売ることないわ。みんなが来るわ」と。
「なぜ人が金を払ってこんな所へ?」との疑問に、
「野球が見られるわ。そして小さな子供に戻った気分になれる。
もう一度、子供に戻れるのよ」・・キッパリと言い切る。
確かに当時のアメリカ人は「金はあるが心の平和がない」
そんな風潮だったようだ。
その心の平和を求めて、もう一度、子供時代に戻れるのなら、
どんなに高くても、体験してみたい・・と球場に訪れる、と。
ラストの車のヘッドライトの長い行列がそれを物語っていた。
言葉ではないが、私が一番かっこいい、と思ったシーンは、
実は、ラストの親子のキャッチボールシーンに合わせて、
ナイター照明のスイッチ・オンした、彼の奥さんだよなぁ。
P.S
「それを作れば彼はやってくる」は、
「ここに野球場を作れば、小さい頃死に別れた父親が戻ってくる」
そんな意味だったんじゃないかな。
キング作品的
スティーブン・キングの作品は、実際読んだのはグリーン・マイルだけで、他は映画で見てるだけだけれど
印象として『原因がわからない何かの為に起こる事象で、曖昧なままにエンディングを迎える』感じがある
何よ、声って(笑)神様かよ
空から囁くなよ(笑)
って、突っ込み続けながら、見る事数十回
声に導かれて、収入源断つか?
いやいや、旅なんて行ったらアカンやろ
やりたいなら、やんなさいよ的な嫁さん
太っ腹だ
ヒッチハイクしてきたルーキーを乗せた時の
二人の表情好きだわー
でもって、娘の窮地に、あ、ドクが来るって
やっぱ何度でも思ってしまう
ドクを送り出すみんなの顔がいい
そして、ラストシーン
ああ、また数ヶ月後には見てしまうんだろうな
良い物語
ジョン(父親)がレイ(主人公)の「ねぇ父さん」の呼び掛けにすぐ反応した姿を見て、彼も亡くなるまでの記憶をちゃんと持ってたんだと気付いてから改めて登場シーンを見直したら、家族を紹介された時や天国について聞かれた時にレイを見つめるジョンの表情は完全に父親が子を見る目だったし、「キャッチボールを?」の問いかけに少し泣きそうに上擦った声で「いいとも」と答える姿に涙腺が壊れました。中学生の頃から10回以上観てるのに、今までレイ目線で観てたのでこんな繊細で良い演技をなさってるのに気付かないなんて不覚でした(*꒦ິ⌓꒦ີ)
何回見ても泣けてしまう。
レイがテレンスマンに会いにいって、野球場に行く。一度別れた二人だが車をテレンスマンが塞ぐ。グラハムの文字と声を聞いたとテレンスマンがレイに告げる。あんたも見たのか!このシーンに胸が踊った。タイムスリップしてグラハムに会うシーンもドキドキしたが、その後に若き日のグラハムを車に乗せるいうサプライズにまた胸が高なった。グラハムがルーキーとして打席を経験した後に、レイの娘の手当のためにグラハムが野球場を出て医者にもどる。このシーンにも感動した。
そして、クライマックス。私には何もないのか?とジョージャクソンに行ったそのあと、ついに、それを作れば彼はやってくる。の真実が明らかになる。
ついに父が現れる。涙涙。涙なくして見れない。最初は呼べなかったレイも父さんキャッチボールしない?と。
素晴らしい野球映画。アメリカ人が本当に野球を愛してることが伝わる映画。
それにしてもケビンは野球が上手い。さよならゲームの映画でも思ったが、投げ方も打撃も一流のようだ。他の本物の選手のほうがかすんでしまう。
アメリカ映画のこころを持った、美しいラストシーンが素晴らしき哉!
カナダ人作家W・P・キンセラの初長編小説「シューレス・ジョー」を、39歳のフィル・アルデン・ロビンソンが監督したアメリカ映画らしい秀作。アイオワ州に住む極普通のアメリカ人レイ・キンセラが神の啓示を受けて、トウモロコシ畑を野球場にしてしまうことから起こる奇跡のファンタジー映画。不思議なくらいに説得力を持ったストーリー展開をして、アメリカンドリームがベースボールというスポーツに象徴的に結び付くところを美しく描き切っているのに感心すると共に、家族の絆について考えさせ胸を打つ物語に魅了されてしまう。思えば、フランク・キャプラの名画「素晴らしき哉!人生」にある、生きることの素晴らしさ、辛くとも人生を諦めてはいけないこと、そして夢を常に抱いていることのシンプルなメッセージが感じられて、優しさに溢れた”アメリカ映画のこころ”の復活をロビンソン演出に観る。歴史的な大リーグ事件の名選手を登場させ、60年代の人気作家サリンジャーを加えて、ラスト家出したレイが理解できず反発したまま死別した父の幽霊とこころのキャッチボールをするシーンの美しさが、夕景に浮かんだ車のライトの長い列の果てしないアメリカの希望の光に支えられて、感動のあまり涙でスクリーンが霞んでしまった。映画史に遺る素晴らしきラストシーンとして、いつまでもこころに残るであろう。
男として生き甲斐を見出せずにいた主人公レイのケビン・コスナーの誠実な演技、エイミー・マディガンの感情を抑えた妻役、シューレス・ジョーを演じたレイ・リオッタの真摯なまなざしと、物語の本質に溶け込み役柄を全うしている。傑出は、テレンス・マンを演じるジェームズ・アール・ジョーンズの深い語りとアメリカの過去を背負った重みと、無名の大リーガー選手ムーンライト・グラハムを演じたバート・ランカスターの古き良きアメリカを知った渋さ。気落ちしたレイを説得し勇気付けるテレンス・マンの台詞に作者の熱い思いが重なる。そこに、この映画の語りの優しさがある。
“If you build it, he will come.” アメリカの良い意味でのファンタジードラマ
日本人も野球は好きだが(私はあんまり好きくない)、日本人の野球に対する想いとアメリカ人の野球に対する想いは少し違うように思う。アメリカ人の野球に対する想いを理解できないと、この映画を本当には理解できないのかも知れない。何せここでは、早く死んだ父親とキャッチボールをしたかった男がその(無意識の)夢を叶える迄を丸々一本の映画をかけて描いているのだから。
爽やかな登場人物達に心洗われる
妻の厳しくも優しい献身的な姿が可愛らしい
旅の仲間の活動家が少しずつ心開いていく様子も可愛らしい
主人公の子どもももちろん可愛い
そして、現れる幽霊たちの野球を楽しむ姿も可愛らしい
登場人物全てが可愛らしく感じる
なぜだろうと考えてみると、きっと、大人になるにつれ失われていく無邪気さや純粋に何かを楽しむ心持ちを皆が持っているからではないだろうか
一回り以上も年上の登場人物達でも何かに夢中になる姿は少年のままで、そんな可愛らしいおじさん達の掛け合いがたくさん詰まった、優しく、爽やかな空気の流れる、心洗われる名作である
40超えたオバサンだからこの映画の良さ解るかも
凄く評価が分かれている様ですが感じ方は人それぞれ、酷評してる方のレビューも幾つかは何故評価が低いのか?という理由頷ける物が有る。
確かにツッコミ所は満載だけど40歳も過ぎると若い頃を思い出したりアレコレと自分の生きてきた人生を考えたりしてるのでツッコミ所より全体的なノスタルジックな雰囲気に目頭が熱くなる。
有り得ねー!とゆう設定よりも『あの頃のこんな情熱や後悔と…』
色々思う事が有った、私は面白いぐっと来たと言える映画でした。
憧憬と思い出
公開時、まだ20歳前後だったと思うのですが、当時はこの映画の良さがわかりませんでした・・・
でも中年となり自分の父親が亡くなった今見て、ラストシーンでじんわり泣きました。
古き良きオールドアメリカンへの憧憬と亡き父親との思い出を思い起こさせる映画でした。
自分の体験と重ねられない方には、さっぱり意味の分からない映画かもしれません。
しかしケビン・コスナーが若い!
当時、色んな映画でキャスティングされてて売れっ子でしたよね〜
ウォーターワールド、パーフェクトワールド、JFK等々。
懐かしいね〜(^^)
ラストの為の映画。
感動系の映画でよく上がるタイトルですが、正直、序盤は主人公についていけなかった。更にファンタジー感にもちょっと冷めながら見てました。
中盤からは球場経営?が軌道に乗ってきたこともあり、展開も発展してきた為、ファンタジー要素も受け入れつつ、そこそこ楽しめました。
そして、ラスト。予想通りでした(笑)
ですが、温かい照明の下、まるで、父と子の会話が聴こえてくるかの様な姿と、切なく余韻の残る演出に感動しました。
借金を背負ってまでやる事だったのかは不明
謎の声に導かれるままに破天荒な行動をする男の話。
オカルト系はあまり好きではないのですが、とても楽しく見られました。
作家のおじいさんだけよくわからない立ち位置でした。
ビジネスの教科書のような映画
「それを作れば、彼はやって来る」この言葉からこの映画は始まる。そして主人公のレイはその意味に悩みながら、彼のために作り続け尽くし続け、最後に最高の成果を手に入れる。
転勤で四国に行き、もう終わりだと思ったことがあった。しかしそこで彼(お客様)のために未来型のショールームを作ったら、お客様が集まってきた。あの映画を見て以来、常に冒頭の言葉が頭をよぎる。自身のフィールドオブドリームズに向かって、粛々と歩を進めていきたいと思える映画です⚾️
全21件中、1~20件目を表示