フィールド・オブ・ドリームスのレビュー・感想・評価
全108件中、81~100件目を表示
独特の雰囲気を持ったファンタジー映画。 どこまでが現実で、どこから...
夢を見て
●天の声に従うのもいいね
ラストの為の映画。
感動系の映画でよく上がるタイトルですが、正直、序盤は主人公についていけなかった。更にファンタジー感にもちょっと冷めながら見てました。
中盤からは球場経営?が軌道に乗ってきたこともあり、展開も発展してきた為、ファンタジー要素も受け入れつつ、そこそこ楽しめました。
そして、ラスト。予想通りでした(笑)
ですが、温かい照明の下、まるで、父と子の会話が聴こえてくるかの様な姿と、切なく余韻の残る演出に感動しました。
やっと見れた夢のお話
借金を背負ってまでやる事だったのかは不明
謎の声に導かれるままに破天荒な行動をする男の話。
オカルト系はあまり好きではないのですが、とても楽しく見られました。
作家のおじいさんだけよくわからない立ち位置でした。
どう感じればよいのか分からない。
みんなそれぞれが持つ、夢
結論から言うと、とてもいい映画でした。
奇跡を信じようと決心したある農家の父親が、聞こえてくる謎の声、お告げに従って行動を起こす。
ファンタジー要素というか、空想の設定を取り入れているのですが、そこから起こる出来事がすべてとても楽しくて、思わずにやりとしてしまいます。
若い僕らと同じように大人たちも幼い頃は夢を見ていて、その夢が叶わなくともそれはずっと人生と共に存在し続けます。そのみんなの夢が集まったのが、あの野球場なんだなと思います。
ラストシーンの、主人公が父親とキャッチボールをするシーンが印象に残りました。あのシーンは、主人公の父親への色々な強い想いがあって実現したものだし、それは監督自身の想いでもあったのではないかと思いました。
話もきちんとまとまっていたし、なにかこう温かい気持ちにさせられるような、そんな映画でした。
20151221 ファンタジー?
タイトルは知っていたけど、初鑑賞。声に導かれてトウモロコシ畑に野球場を作ったら、往年の野球スターがやってくるというなんだか不思議な物語でした。感動系ファンタジーな感じです。ケビンコスナーの父親っぷりもステキだけど、娘役の子が素直で可愛い!奥さんも心広いねー。ただ野球好きというわけでもないので、イマイチググッと来なかったのは致し方あるまい…。
狂気を感じた
ビジネスの教科書のような映画
「それを作れば、彼はやって来る」この言葉からこの映画は始まる。そして主人公のレイはその意味に悩みながら、彼のために作り続け尽くし続け、最後に最高の成果を手に入れる。
転勤で四国に行き、もう終わりだと思ったことがあった。しかしそこで彼(お客様)のために未来型のショールームを作ったら、お客様が集まってきた。あの映画を見て以来、常に冒頭の言葉が頭をよぎる。自身のフィールドオブドリームズに向かって、粛々と歩を進めていきたいと思える映画です⚾️
やっぱり好きだな
荒唐無稽を押し通す力
最初から最後まで、荒唐無稽ともいうべき画空ごとを、覆すことなく描ききっている。
どこかで現実に引き戻される場面を描いてしまうのが、どちらかといえばセオリーだろうけれど、夢と現実を共存させたまま映画は幕を閉じる。どこか冒険的で、でも確信に満ちたシナリオには感服する。
ベースボールはアメリカの良心を鏡面のように反射する、いわば最後のカード、切り札のようなもの。
ラストも美しい。
あえて傷は見せないということ。それは現実との対比において逆説的でもある。
父が求められる数少ない映画
人は主に母親を求め、父は倒すものである。
心理学的には。
しかし、失われてしまっている場合には、逆もありうる。
父の求め方が曖昧で抽象的であるからには、やはり大がかりな舞台が必要になるだろう。
舞台を用意するためには、あいつどうかしているんじゃないか?と思われることもしばしばである。
なぜなら、本人にもその目標が見えないのだから。
そんなカタルシスをきちんと描いた上に、野球好きなら、そうそう、それそれ、と思わずにはいられない求められ方がされている。
もう理不尽だろうが、不自然だろうが構わない。
なぜならそれを求めていたのは本人にも分かっていなかったのだから。
そして、得られたのだ。
抽象的すぎて、伝わらなくても構わない。
私はこの映画が大好きで、大好きすぎて何回もは見ることができない。
偉大な選手と野球をやっていた父親への昔年の想い
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
野球場を作れば、彼らがやってくる。身銭をきって畑を潰して破産の危機に陥りながら、自分でも何をやっているのかわからないけれど天の声のままに行動し続ける。そしてそれは悔いの残る別れ方をしたまま会うこともなかった亡き父親へ繋がるものであったという話。
だけど要するにその父親に伝えられなかった思いを伝えて過去の家族の関係をすっきりさせただけ。父親とキャッチボールをして孫娘を会わせるためだけに、こんなことまでわざわざしなくてはいけなかったのでしょうか。人それぞれ過去にやり残したことはあるでしょう。でもやっていることがまどろっこしいし、やたらと綺麗に劇的に盛り上げようとするあざとさも感じます。
そもそもシューレス・ジョーとか往年の野球選手が幽霊になって出てきて野球をしたからといって、それがどうしたのか。彼らは八百長でメジャーリーグを追放されても、その後に他の独立団体で野球をやっていたのだから、何故今更死んだ後にもアイオワくんだりで野球をしなければならないのか。幻想奇譚なんだから何でもありなんだと言えばその通りだけど、製作者の独りよがりのように思えました。その当時の偉大な野球選手に敬意がある人にはいいのでしょうが、作品としてそれほど必然性も感じませんでした。
若いときにはよさがわからなかった
全108件中、81~100件目を表示