ファイト・クラブのレビュー・感想・評価
全250件中、61~80件目を表示
フィンチャーにあっぱれ
スタートは、コメディよりに視聴を惹きつけ 後半にかけて監督のやりたい放題に ストーリーや主張を構成した とても分かりやすく面白い作品でした ラストシーン、 またはその過程をとても楽しめた。 奇妙であるが、愉快である 楽しかった。
精神に闇を抱えるネガティブな展開に、とびきりのアクセント。
【ファイトクラブ】という脳内のアドレナリンが溢れんばかりの設定。丁寧に仕上げた脚本が秀逸で、幾重にも重ねた伏線がとにかく素晴らしい。そこに演出での完璧な盛り付けで、"娯楽"と"作品"を見事に融合させ珠玉のエンターテイメントに。 ボーっと観ているとどんどん見逃してしまう、追いつけない程の伏線の連続が心地良い。何処で気付くかは鑑賞者それぞれ、だからこそもう一度観たくなる魅力。 【12モンキーズ】で釘付けにさせられたブラッド・ピット再来。言葉に出来ない魅力でタイラーを怪演。相変わらずの色気とワイルドさが堪らない。 それ以上にエドワード・ノートン演じるジャックの変貌ぶりに目が離せなかった。日を追うごとに荒れていく様を見事に熱演。想像を遥かに上回る素晴らしいラスト。PG+12だが、かなりの過激なシーンあり。 『口外してはならない』 この制約(誓約)が全てを物語る、傑作。オススメ。
まじで面白い種仕かけ
正直映画を見終わる前に結論に辿り着いたけどそれでもびっくりしたよね気づいた時は。不眠症で最初幻覚を見ているのかなと思わせるようなタイラーに似た人物が映るカットがあってその姿が本当にラストでわかるけどあいつそっくりでね。それでも1回みただけじゃ想像じゃ追いつかない話とかあるわけで。それでもなんか納得いっちゃう作品。
あと飛行機で移動してるシーンとかも伏線だよね。あんまり飛行機つかうような仕事じゃないしね。ってかよく考えたらタイラーが現れる前からファイトクラブはあったんじゃないかな。タイラーがあの姿で現れたってことはもともと存在してたってことでしょ?それでタイラー一人の力で進めていたのだとしたら‥。それならタイラーの良心。いや計画の最終段階から映画は始まっていたのかもしれないかもなんて。
それでもすごいのは役者の演技だと思う。全く同一人物だと思わせないような演技だねほんと。それとタイラーになっていったとかセリフの言い回しが秀逸。意味のわからない内容で思考を放棄させたり、(タイラーについて考える暇を与えなかったり)すげえ凝った構造だと思う。
そして伏線は多いなやっぱり。タイラーだけしか親分って感じじゃなかったのにニトログリセリンは石鹸は元々もってたりね。いやほんとにすごい映画や。いやほんとに。
それでは次にこの映画のメッセージ性について考えたいな。いやほんとに曖昧で映画見ながら結論出す余裕なかったから間違ってると思うんだけどね。タイラーは主人公に物至上主義だとか知識至上主義の世界から解放させるとか、ドン底へまた近づいたとか少し矛盾したこと言ってると思うんだよ。つまり、今の世界ではその至上主義からの解放はドン底っていうことを示唆してるわけ。それでも主人公はドン底だと知って憧れていたのか‥?うーん。うーん。うーん。
最高のエンディング
気が重くなる展開に途中で寝てしまい、なかなかエンディングまで観れていなかった名作。なんて勿体無いことをしていたんだ…。中盤から、ん?あれ?なんかおかしいと気づいてからは、どんどん引き込まれる。エンディングでネタがわかった時は、スゲーと感動してしまったよ✨
フィンチャーに弄ばれる
劇場公開時鑑賞。『ゲーム』に落胆させられたフィンチャーだが、ノートンだしブラピだし、今度は大丈夫かも…。 …ええっー?! これはアリなのかアリなのだアリなのアリだよ。うわあうわあ。激しく拒否反応を示したり、逆に憧れるとかカッコいいとか思っちゃうのも分からなくはないけど、でもこれは、「目を覚ませ」ってことと捉えた。 フィンチャーってもしかして二人いる?と疑い始めた頃。 BDで観なおし。そうだと解って観るとそういう風に撮っているなあ、と納得する。メニュー画面の仕込みにギョッとする。「メイヘム計画」のメイヘムって『ロード・オブ・カオス』のあのバンドからなのだろうか。それとも別の元があるのかな。ブラピはおかしな役やってる時はほんと生き生きしてる(『12モンキーズ』『スナッチ』)。ノートンはヘタレリーマンだったのがあれよあれよと変わっていくカメレオン振り。いやこれ、ひとりで出来たんじゃないの? 色々と時代を先取りしていて、ちょっと怖くなる。
普通に面白い
くそ悪半グレ集団がイタズラ超えてる
ブラピin山寺宏一最強
衝撃の事実!最強
主人公こわすぎ
結局最後爆発かーいってなっちゃた
色々汚かった笑
メインキャラのナレーションで物語進んでいく映画が個人的に好きなのでこれも良かった
ブラピかっこよ
名作だと知りつつ、いつか観よういつか観ようでここまで来てしまった。 もっと感性の若いうちに観たかったかも。 僕はもう社畜となりスタバとIKEAを消費しまくる立派な大人になりましたので、あんな無茶をしてはイケナイと思います。
スペースモンキー達が大暴れ❤️
どぉやら『ファイトクラブ』が上映してるらしい……それなら劇場で観たいなぁ💕と調べ、目黒シネマで『伝説的カルト映画2本立て』weekが開催されてると知る。 この映画自体は’99年の劇場公開時に当時の彼氏に誘われて観に行ったのを覚えてる。その後大学の時にもこれまた彼から誘われてDVDを観た、という感じでやたら男子ウケのいい作品という印象ばかりが残っていて、肝心の内容についてはヒトの脂肪で石鹸を作ることと一番肝心な2人は○○○○であること(←ネタバレ回避)は覚えていたけど詳細は自分の得意技『忘却』を駆使してた。 改めてしっかりと観たら「あ〜〜〜確かにこんなんだった〜〜〜」という気持ち以上に先月観たばかりの『真夜中乙女戦争』とのオーバーラップ。自分が書いた『真夜中乙女戦争』のレビューでもこの作品に似てると感じたため触れてはいたけど、ここまで丸かぶりとまでは覚えてなかったw スペースモンキー達が凶悪化しちゃう前の悪戯が今の時代にはなかなか見ないノンサイバーな悪戯でとても愛おしく思えてしまった😊 この映画での若かりしエドワード・ノートンが今のライアン・エッゴールドにしか見えない💦 ブラピ、シャツとパンツの間の際どいラインをやたらチラ見せし過ぎぢゃない??w
バイオレンス
少々キツめの映画です。 若い方の中には楽しめる人もいると思いますが、当方は暴力とかは無縁で過ごしたい人間なので観ていて疲れました。 その晩は、朝までよく眠れませんでした。 結末は、それまでの話の流れとは違う感じであ、そんな終わり方をするんだ..と意外でした。 ただ、ブラピが出演作品中No.1にかっこいい。 鍛え上げたボディもすごい。ここまでカッコよかったっけか!?と思うほどでした。
人格が制御出来る技
エドワードノートン扮するジャックは睡眠不足で悩んでいた。悩みを打ち明ける会へ通って大切な場所になった。住まいが火事になり困り果てたまたま飛行機で乗り合わせたブラッドピット扮するタイラーダーデンに助けてもらった。その後タイラーは軍隊めいた集まりを作っていくが、とてもアングラで退廃的な匂いがしたね。流れに身を任せろと言われても納得出来ないんじゃないかな。人格が制御出来る技を身につければゆっくり眠れる様になるのかな。ちょっと変わった作品だね。
久々2度目の鑑賞~
どんな内容だったか忘れ、再度鑑賞。
ハチャメチャ!カオスな状態が最高(  ̄▽ ̄)
最後はちゃんと裏切ってくれる(^^)
多重人格的な映画は結構あるが、サスペンスやホラーが多いなかアクションで仕掛けてくるフィンチャーさんはさすがです!
思いの外、スカッとする話だった。
・高校生くらいの時に観て、二重人格だったんだ!の衝撃と殴り合うなんてバカみたいだなぁとか、そういう印象が残ってる映画だったけど、20年くらい経って見直して観たら殴り合いたい訳じゃないけど気持ちはわかるなぁ…と全く違う印象になった。無関係の自助グループで癒される感じや仕事の虚しさとかがわからなくもなくて殴り合って生きてる感覚や楽しみを得たいっていう気持ちがとても良かった。あとは石鹸を作ってる映画で時々シーンだけ脳裏に蘇る時があって、それがファイトクラブだと改めて知られてよかった。とはいえ実際にはやりたくないけど。
・爆破を止めるのかなと思ったら間に合わず、えっ、と思ったけど過去の自分をぶっ壊してるイメージなんだなってのと次々倒れていくのが良かった。自分を乗り越えるのは、銃で自分を撃ち抜くくらい痛いのかもしれない。
グロい、だけどおもしろい。
グロいシーンが多くて、ずっとこの調子じゃつらいな、 なんて感じながら見てました。 で、まさかの展開。 ネタバレ絶対禁止っていう映画ですね。 二度目は、まったく違う感覚で楽しめる映画だと思います。 20年たった今でも、色褪せてない作品。 重くて、暗くて、ちょっとつらくなるような独特の空気感。 なんとなくセブンの雰囲気に似てるかな。 エドワード・ノートンって、こういう役が似合いますね。 「真実の行方」も、こんな感じだったな。
劇場で、22年前のリベンジ。
22年前より、 今の時代にささる。 このエンディングを、 当時のハリウッドが良くOKしたなぁ… と、改めて思った。 初見の時は、 ヴィジュアル的にも、 ストーリー的にも、 新鮮で、タイラーの行動にも、 少し憧れたが、 今見ると、 ISISの思想みたい。 迷惑系ユーチューバー感もあるが、 現代なら、 絶対にユーチューバーは、 タイラーダーデンの標的になると思う…
これがフィンチャーのユーモア
午前十時の映画祭11にて。 スタイリッシュにしてスリリングな、サスペンスコメディー。 そう、この映画はコメディーにほかならない。 3人のメインキャストがノリノリで演じている。 と言うより、一番乗っていたのは監督のデヴィッド・フィンチャーご自身ではないだろうか。 ビルの爆破シーンが衝撃的なので、後に起きた同時多発テロを予言した作品だと勘違いされたりしたが、反グローバリゼーションを含めて思想的な意図を勘ぐるのは野暮というもの。 暴力的な表現にどぎつさはあるし、石鹸の原材料なんて笑えたものではないが、超ブラックユーモアだと言えよう。 奇抜な原作小説を得て、フィンチャーはあらゆる実験的手法を用いて、嬉々として演出しているように感じる。 一切無駄がない凝りに凝った演出の細部は、何度も繰返し観賞してやっと気づけたりする巧妙さだ。(あ、サブリミナルは遊びかも) これ以上は…「口外してはならない」ので。 とにかく、私はフィンチャー作品の中でこの映画がいちばん好きだ。
とてもよかった
前に『カナザワ映画祭』でスクリーンで見た時は寝てしまった。今回が初めてスクリーンでちゃんと見れた。何度見ても面白くて、激しく心を揺さぶられる。
エドワード・ノートンがなで肩のヒョロガリであるため、ネタ明かしをされてブラピであると言われてもカリスマ性が全然ないので結び付かない。いくら不眠症でもあんなにエネルギッシュに、ダブルワークなどできるだろうか。
アメリカなら、アマレスの経験者がごろごろいそうな印象があるのだけど、ファイトクラブには来ない。オタクの、運動や格闘技経験のない人が考えた感じの話だ。
廃墟に勝手に住んで野良犬のような暮らしをしてみたい。
暴力、グロは苦手ですが
よく出来た脚本、音楽、美術で、少し見られないシーンはあったものの、楽しめました。 最初の自助グループまわりが、後半に効いてました。 暴力によってしか、身体性、生きる本能を感じられなくなっていることへの痛烈な批判や怒りを感じました。相手に向かう暴力が自分に向かえば自傷、これも自らの身体性に救われるための症状のようです。
全250件中、61~80件目を表示