「ワークアウトは自慰行為だ 男は自己破壊を」ファイト・クラブ 暇さんの映画レビュー(感想・評価)
ワークアウトは自慰行為だ 男は自己破壊を
SE7ENを観たのでブラピ繋がりで鑑賞。中盤辺りから少しずつ違和感を覚え始め、終盤では答え合わせのように真実を告げられ主人公の行く末をハラハラしながら見送る事に。
物質的にみれば満たされた生活。でもそれは表面だけであり、死にかけの人間を眺めて安心するような脆いもの。タイラーに出会い、自分の中に眠る男性的な側面に向き合い始める。自己破壊こそ正義だと。
考察をいくつか見て1番しっくり来たのは、「マーラを愛することで自分の女性的な面と向き合った」という考察。
この映画は風刺画的な側面もあるのでは?と思った。だから誇大的な表現が多い気がする。宗教的な程に主人公を崇拝するスペースモンキー、暴力的な思考の行く末は自殺、崩壊…とか。
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