「腑に落ちない。。。」ファイト・クラブ うyさんの映画レビュー(感想・評価)
腑に落ちない。。。
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主人公は、重病患者の集まりに本当は病気ではないのに紛れ込み、安らぎを求めて参加していた。そんな彼が、ある日「タイラー」と名乗る男と殴り合いの喧嘩をし、それをきっかけに「ファイトクラブ」という秘密の集まりを立ち上げる。そこでは毎週、男たちが殴り合い、日々の鬱憤を晴らしていた。
しかし、物語が進むにつれ、このタイラーと主人公が実は同一人物であることが明かされる。防犯カメラの映像には主人公しか映っておらず、客観的にはタイラーの存在が幻覚であることが示されるのだが、どう見ても二人は別の人間にしか思えない。特に、主人公がタイラーから受けた傷の多さが問題で、自傷行為の域を超えており、まるで実体があるかのように描かれているのが引っかかる。
これは何か深い意味があるのか、それとも演出として受け入れるべきなのか——どちらにせよ、完全に腑に落ちるシナリオではなかった。
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