ピンク・フロイド・アット・ポンペイ

劇場公開日:

ピンク・フロイド・アット・ポンペイ

解説・あらすじ

イギリスのロックバンド「ピンク・フロイド」が1971年にイタリアのポンペイ遺跡で敢行した伝説のライブパフォーマンスをとらえた音楽ドキュメンタリー。

1971年10月、ポンペイ遺跡の円形闘技場で史上初めて行われた、ピンク・フロイドによる無観客ライブを収録。後にユネスコの世界遺産に登録される美しい遺跡を舞台に、「エコーズ」「神秘」「吹けよ風、呼べよ嵐」といった名曲の数々を披露する。さらに、名盤「狂気」のアビー・ロード・スタジオでのレコーディング風景など貴重な舞台裏映像も盛り込み、世界的存在になる前の彼らの姿を映しだす。

2025年には、オリジナルの35ミリフィルムのネガから修復した4Kデジタルリマスター版が製作され、当時の完璧な美しさが鮮やかな映像で復活。現代ロック界で孤高のアーティストとして知られるスティーブン・ウィルソンがリミックスを手がけ、オリジナル版の精神を守りつつ、より深みを増した音響でスクリーンによみがえる。

1972年製作/92分/イギリス
原題または英題:Pink Floyd: Live at Pompeii
配給:カルチャヴィル
劇場公開日:2025年4月24日

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映画レビュー

5.0ジイジばかり

2025年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

私はジイジなのだが
周りも皆ジイジばかりでした
何の会話も無いけど共通の趣味と言う
だけで、うれしい素晴らしい音楽

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Leojiji

5.0時代と共にあって、そこで直立するバンド

2025年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

ピンクフロイドの時代と共に創作して作品群の素晴らしさは、ロック好きなら共通認識として楽しめるだろう。生まれたばかりの音響機器とそれを使いこなす感性。音に対する全く新しい技術と感性が彼らを唯一無二のバンドとして、常に新しく色褪せることはない。軽くなる前のシンセサイザーの音が心に響く。60年代後半から70年代前半の音をパッケージしつつも、そこでモノリスの如く直立し、他の追付いを許さない。今後も彼らのフォロワーは増え続けるだろう。ロックに知性と哲学を持ち込んだピンクフロイドは既に永遠性を持ち、君臨する。
映像の方だが、素晴らしい4Kリマスターのお陰で昨日撮ったばかりとでも言えそうなくらい美しく、綺麗だった。公開当時よりも、現代で鑑賞出来た僥倖は計り知れない。

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shanti

5.0映像・音響、復元が素晴らしすぎます

2025年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

フィルムでしっかりと製作されたものだけに、それが復元されるとかなりの質になるのだと、近年劇場上映されているビートルズとかクイーンの映像を見るとよく分かるのですが、ピンクフロイドのこの作品も相当なものでした。これほどまでに、高画質高音質で大画面の大音量で体感できるのならば、リアルライブをも凌駕するのでは!?と錯覚してしまいます。しかもこれは、ポンペイという特殊な場・環境下での収録・再構成された作品であるだけに、この上のないピンクフロイドを観賞できるというわけです。
ドキュメンタリー要素を含んでいるため、インタビューとか会話なんかもチラッと混じっているけど、なんかそれも省いてずっと彼らの音楽だけを聴いていたいような・・・ほぼほぼ音楽だらけなんですけど。
カッケー・・・、全部、格好いいんです。ギルモアなんて、ディカプリオにしか見えなかったなぁ。
とはいえ、これはピンクフロイドの音楽に興味があるから言えるのだと思います。誰それ?とか、聴いたことない、なんていう人が見ても、古くさっ!訳分からん、ということ必至なのでは・・・正直、知っている・興味ある自分でも、ちょっとそう思ったりしたので・・・
ある意味、ノスタルジーとか懐古的なところで成立しているような作品だと思うし、映画としての価値とか面白さはあまりないかもねー。だとしても、この作品の価値は相当なものです。

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SH

4.5発掘されたポンペイ遺跡の封印が今、解かれる

2025年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

IMAX で鑑賞

私のピンクフロイドの出会いは約45年前、FM局で好きなアルバムプレゼント企画があった。それまでに全く聞いたことがなかったが、雑誌の記事で興味を持っていて、プレゼントならもらおうと。『おせっかい』と『狂気』が人気らしいが聞いたことがないので分からない。なら両方書いてどちらかに、と。
当選した。『おせっかい』がきた。なんかよく分からないが、引き込まれた記憶がある。一番好きな曲はその時からずっと「エコーズ」。

このポンペイの映像は、本作公開まで存在を知りませんでした。

……………
1971年の映像だけど、その割にかなり頑張っている。音圧や後ろからも音が出ていて十分満足。
ポンペイの世界遺産でのライブに遺跡や溶岩など失われていた遺産が、ピンクフロイドのモチーフにマッチしていると思った。
それ以外のオフショットやレコーディング風景もあり、純粋なライブ映像ではない。

しかし直後に発売されるソフトには、映画本編とコンサートが収録されている。まだまだ発掘は続く…。

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imaxmax