PicNic
劇場公開日 1996年6月15日
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視覚的にただただ面白い作品でした。物語多少乱雑なとこもありましたが、それが新鮮と言うか若さというかが表れていて、そこまで気にせずスラスラ頭に入ってきました。あとは服装などが格好良かった。
怖い
知的
難しい
ー 精神病院へ入院することになったココ(CHARA)は、そこでツムジ(浅野忠信)とサトルに出会う。 病院の規則で塀の向こうに行けない彼らは、塀の上を只管に歩く。 そして、サトルは途中で堀から落ち、ココとツムジは、教会の牧師から聖書を貰う。ー・今作から、その後の岩井俊二の世界観は、仄かに伺われる。・但しツムジが殺した先生のグロテスクさ、観念的な世界観は観る人によっては、受け入れがたいかもしれないな、と思った作品。・今や、邦画の大家であるが、若き時にはアーティスティックだったのだなあ・・。・登場人物3人(一人は敢えて名を記さない・・・)のその後の運命を考えると、暗示的な作品でもある。
黒い羽が夕陽を背にひらひらと夕陽を撃ってもだめだよ。2021年現在も世界はまだ終わってはいません。
若き日のチャラに星5つ!!!
映像は岩井俊二。話は??完全なるファンタジーとして見ればアリなのかも?収容所の仕組みのありえなさ、たまたまゴミ袋を開けたらバラバラ死体が入っていたというありえなさ、塀から落ちただけで失明、死亡というありえなさ、どうしても気になってしまう。。10代の浅野忠信はかっこいいし、チャラはかわいかった。キスシーンの時は確実にデキていたのだろう。そう思うと貴重なものを見ている感じだし、2人のシーンはどれも良かった。メインキャストの橋爪浩一はこの3年後に事故で死亡したというのを知り、びっくりした。
泣ける
悲しい
古い映画ですが、岩井監督作品の中で最もよくできた映画じゃないでしょうか。精神障害者が主人公なので本当の純粋無垢な姿を描くことができています。何よりもいいのはヒロインの衣装でしょう、今後日本映画であれほど魅力的な衣装造形は現れないでしょう。
純粋無垢な悪夢を観てるようだった。15、6年ぶりに観たけど何が言いたいのかさっぱり分からん。当時は良いなぁと思ったのだけど、芸術性の高さと浅野忠信のカリスマ性に酔ってたのだと思う。そして、それは今観ても色褪せてなかった。わけ分からんけど、あっと言う間の1時間だった。
耽美な感じで気だるい感じなんだろうけど、アニメとか漫画での内容だったら少年少女にうけるのかなぁと思った。学芸会を見ているようなむず痒さでした所々の描写は綺麗なので、映画ではなく写真で切り取りたい感じ
あのころの岩井俊二映画で珍しく観ていなかったもの。あのころ、某年上の身近な女の人が、好きな映画として挙げていた。「この映画で二人は結婚したっちゃけん、ロマンチックて思わんー!?」って、あのころ高校生だったあの人そんなにアバンギャルドだったとは…。この映画に比べたら園子温のうつしみとかが正常に思えてくる。まぁ、バブル後の不穏な空気が反映されたのだろう。今の日本、あの頃よりいい国になったのかもしれないな。
浅野さんをはじめ、みんなお若い〜!笑今観ると本当に初々しいですね。一切説明的なものはなく、非常に物悲しい儚いシーンが多々。象徴的になっているピアノメロディーと、死に装束のような服装、悪魔のような天使、キャラクターキメキメですね笑映像がよく見る邦画っぽさからかけ離れた、海外チックに要素が少なく美しいカットばかりでした。切ない話でした。
楽しい
単純
ただ延々と3人が塀の上を歩いていくシーンが続き、ただ「世界の終わり」が見たいという思いだけで歩き続けた3人が最後に辿り着いた”結末”は・・・。ビジュアルが素晴らしいです。特にラスト。儚く、悲しく、美しい。印象に残るシーンでした。Charaの演技も良いです。
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