ヒートのレビュー・感想・評価
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BSテレ東吹替版鑑賞。二大スター競演。 警察と犯罪者、非常に分かり...
BSテレ東吹替版鑑賞。二大スター競演。
警察と犯罪者、非常に分かりやすい単純な対決。
どちらもやり手のように描かれているが、内実はどちらもミスばかり。男女関係においてもである。とんだやり手だ(笑)結末はどちらがより愚かだったかどうか、それだけだ。
しかしこの一見アホな話が実に見応えありと感じてしまう。人々の評価も実に高い。二大スターの為せる技か。有名な銃撃戦もあり。見て損には感じないはずだ。ただ私的には評価は高すぎる気がする。二大スター、恐るべし。
二人の名優による真剣勝負
まず俳優がとても豪華でロバートデニーロとアルパチーノの対決が描かれる。特にアルパチーノの冗談まじりの警部の役がとても好みでシリアスなキャラクター以外でもとても良い演技を見せてくれた。銃撃戦も緊張感を良く演出できており、銀行からの脱出のシーンはこちらをドキドキさせてくれた。
ラストシーンでのデニーロの引き返しは彼のキャラクターがとても慎重な性格で、不安要素を消したかったからだろうか?
デニーロとパチーノ
デニーロとアルパチーノが同じ映画にでる
ってだけで引きは充分。
監督もみんなそれが分かってるから、
なかなか二人は出会わない。
出会いそうで出会わない。
そして、中盤でやっと会う。
二人の信念をぶつけ合うシーンは
キャラなのか本人なのか、もはや分からないくらい
ドキドキする。
公開当時は銃撃戦が凄い!という触れ込みだったけど、
今となっては銃撃戦より、
ギラギラしたデニーロとアルパチーノが
ラストに空き地で隠れんぼしながら銃を構える
シチュエーションの方がゾクゾクした。
男の美学は女には分からんだろ!という作りは
昔にしかない無骨さがあって、
格好良いのは分かるけど、
もっと利口な生き方なくないですか?
と思っちゃう僕は
この世界では生きていけないだろうな。
二人とも最後は大切な物を置いて決着をつけに行く
演出が、どちらが死ぬのか?どっも死ぬのか?
分からなくて面白かった。
個人的には
スコセッシの「カジノ」「グッドフェローズ」と続けて
観た後だったので、若干テンポが遅く長く感じた。
渋いサスペンス
渋〜い大人なサスペンス映画。かなり見応えがあった。スマートな悪党vsダーティな刑事どいう図式がなかなか面白い。両者が一流で、その一流vs一流の攻防戦がまさに息を呑む展開!どっちかというとニールの方が充実した生活を送っていて、ヴィンセントがやさぐれた生活だったのが、最後にヴィンセントが家族の信頼を取り戻す展開がよかった。また、ずっとスマートに理性的だったが最後の最後で感情で判断を誤ってしまうのも、物語としては面白いですね。最後のヤマを前にして二人が顔突き合わして話すシーンは、なんだか粋でした。
ただ、全体的に長い・・1つ1つのシーンが長いから、上映時間の割にストーリーのボリュームはなかったかも。あと、夜景バックのシーンが全部バリバリの合成でロマンチックなシーンが台無しだ。
何回観てもやっぱり良いものは良い
夜中に観たくなってまた観てしまった。
元々パチーノ、デニーロが好きというのはあるが、やはり贔屓目を抜きで考えても、映画として素晴らしいと感じた。
他のレビューなどでイマイチな評価を下している方もいるが、もちろん個人個人自由な感想は当たり前だが正直思うのは、その方々のオススメするクライムアクションを教えてほしいと思うくらい自分には理解できない。
これ程見応えがあり、ただのドンパチ映画ではなく、哀愁が漂っていて心踊る作品は滅多にないと言い切れます。
キャスト皆がピッタリはまり役で、目で演じるということを体現しているようなシーンの数々と激しいリアリティのあるアクション、キャラクターそれぞれが向ける愛の表現の仕方や託しかたや育みかたや育む難しさ、一人一人の間違っていようが正しかろうが自分の決めた筋を一本通す為にはバカだと分かっていても突き進むしかないんだと訴えかけてくれる泥臭さ。
自分はキャストが元々好きということがあり今後も贔屓目を抜きで観ることはできないが、単純にこの映画を観たいと思う人も、観て後悔するような映画ではないと断言できる。
三時間くらいある映画だが、逆にこれを二時間でここまでのドラマを仕立てるには無理があり、三時間掛けて観た後に感じる、カッコいい~ってなる余韻は三時間掛けて観て良かった~と間違いなくなるから是非とも老若男女問わず観るべし❗
関係性が薄い
アルパチーノとロバートデニーロの共演ということで、とても期待して観ました。
2人の演技はいつもの通り素晴らしいのですが、私はあまり入り込めなかったです。
まず登場人物が多すぎます。それぞれに得意な分野やわかりやすい活躍があればいいのですが、大抵は名前すら覚えられないほど陰が薄い。
ニールと彼らの信頼関係を示すような描写も少ない。ヤマに乗るか反るかの話で少し描いていましたが、あれだけでは足りない。
しっかり描かれていれば、その後の展開により深く入り込めたように思います。
私の理解力が足りないのかもしれませんが、ニールと敵対している人物も含め、人物の関係性、状況がわかりづらい。
あとは2人の家族、恋人の描写の意味があまり伝わってこない。仕事以外のニールとハナを見せることでリアリティや深みを持たせたかったのか。
ハナは特に後半で消化不良を感じましたし、ニールに至っては展開も絡むためか唐突だったり、イーディの立場的にも感情移入し難かったです。
ですが、なんだかんだ言いつつ、イーディとニールの最後のシーンはこの映画で一番印象的でした。そこは良かったです。
想像よりハナとニールに宿敵のような雰囲気がなかったところも拍子抜けでした。
港での心理戦と、カフェで互いの思いを話すシーンは良かったんですが、やはり関係性が薄く感じ、ラストもあまり心が動きませんでした。
似た者同士な感じは好きなのですが。
ハンバーガーを期待していたらサンドイッチが出てきたような感じの作品。悪くはないのですが、全体的に関係性の描写が薄かったです。
似てる俳優二人が・・・
少人数ながら冷酷かつ完璧に仕事を決める強盗団。情報網も徹底していて警察が介入する隙も与えやしない。「30秒フラットで高飛びできるように身軽でいる」という金科玉条を仲間にも徹底させている。一方のロス警察刑事もワンマンであるかのようだが、情報合戦には長けている。そして、二人の似ている俳優アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが激突する!激しい銃撃戦の迫力もさることながら、この二人の心理戦も見事に表現されている。
あまりにも長すぎる映画なので、途中ボーっとしてたら、パチーノとデ・ニーロを間違えてしまいそうになる(笑)。余計なシーンはいっぱいあるが、特にロレーン(ナタリー・ポートマン)の自殺未遂なんて必要ない。終盤の逃走シーンに緊迫感がなくなってしまった。銀行強盗のところまではすごかったです。
プライドのぶつかり合い!
男同士のプライドかけたぶつかり合いに、ひたすらしびれます。
なんといっても、アルパチーノとロバートデニーロの共演!面白くないわけがない!!!
って、めっちゃハードル上げて観ても、その上をはるかに飛び越える面白さ!!
渋すぎます!
敏腕刑事演じるアルパチーノと凄腕犯罪チームのボス、ロバートデニーロ。
終盤の街中での銃撃戦は重厚でリアル。
絶対主人公には当たらないのが見え見えのドンパチとは、全然ハラハラ感が違う。
未だに、これを超える銃撃戦を観てません。
ラストの空港のシーンは結末を知ってても毎回ハラハラします。
クライムサスペンスの傑作です!
マイケル・マン監督ならではの作品!
あらすじや見所は他の方がレビューしていますので省きますが、私的に注目して欲しいのは、背景と音楽です!
背景の空、夕日、夜景の見せ方が美しい!
この監督の作品ではよく表現されていますが、この作品では特にシリアスな状況でも背景は美しいです。
また、作品冒頭やエンディングの音楽の使い方が最高です。
言葉に表すのが難しい雰囲気や感動をウマくあおる音楽で、胸が張り裂けそうになります。
何度見ても素晴らしい。
今となってはやや古い映画ですが、何度も観てしまいます。
シブカッコいい
悪党だけどファミリー思いで知的、正義だけど態度でかく口も悪いが敵でも敬意を示す、その2人の心理戦が良い!
ちょい役も最後の方に影響したり、無駄なシーンとかないように感じたから長いけど飽きない!
面がばれたって場面ではゾクッとくるし、それを単純に尊重し負けを認める。また対立してるのにカフェで話しあってたり、道が一緒だったら良いコンビになるのかな、なんても感じさせる。
銀行強盗は緊張感あり!
そして最後はどっちも女より仕事を選んだのがカッコいい。
何度みてもカッコええ
あんまりこういう言い方したくないけど、この映画がつまらないって人は映画を趣味にするのはやめた方がいい。
銃撃戦やギャングが苦手というなら仕方ない、と言いたいところだけど、じゃあ映画の何を楽しむの?
別の趣味探した方がいい、時間の無駄。
とにかくオープニングからの重厚感、ロバート・デ・ニーロの迫力、対するアル・パチーノの渋さ。
ただレストランで対面してお互いの信念を語り合う場面も、緊張感が伝わるかっこよさ。カメラワークがまたいい。
そして最大の見せ場の街中の銃撃戦
戦争してんのかという凄まじさ、すげえ場面で歴史に残るね。とにかく撃ちまくること撃ちまくること。車はぼこぼこ、警官次々倒れる。フロントガラスを撃ちまくって前の車の奴を射殺するとかもうメチャクチャ、いい意味で
信念に生きて果てるデ・ニーロ。滅びの美学ってわけでもないだろうが。だいたい信念言うても強盗オヤジだし。
これだけ長いのに飽きない、どんどん引き込まれていく。
何か深いテーマがあるわけでもないが、娯楽映画として満点です。
90年代最高の映画の1本
男が背中で語る映画を求めているならぜひこれを。
その他感想…
一瞬だけ映る目線ショットで緊張感を一気に高めるなど、演出がうまい。
カメラマンのセンスが良く、何気ないシーンからアクションシーンまで光がきれい。
マシンガンを担いで走るロバート・デニーロがかっこいい。『ゴッドファーザーPartⅡ』でニューヨークの街を歩くデニーロに匹敵するかっこよさ。
まさに夢の共演。
デ・ニーロとアル・パチーノが共演して面白くないわけない!
脇を固める役者も良かったし、内容的にも良かった。
自分の仕事に誇りと信念を持つ立場の違う二人の男。
お互いにリスペクトしあう所が実際の二人とかぶって見えた。
今回映画館で公開当初観て以来観たがナタリー・ポートマンも出てたの忘れてた。
俺は仕事に憑かれた男だ 君の求める男ではない
【ヒート:おすすめポイント】
1.ヴィンセント・ハナ役アル・パチーノとニール・マッコーリー役ロバート・デ・ニーロが話すシーンが最高!!!
2.ニール・マッコーリー役ロバート・デ・ニーロは逃げ切れるのか?ラストシーンまでのドキドキ感がいいなぁ!!
3.トップガでアイスマン役のクリス・シヘリス役ヴァル・キルマーと奥さんとの絡みのシーンが好きだなぁ!
4.銃弾戦のみならず、使用された銃火器の種類が凄すぎる!
【ヒート:名言名セリフ】
1.ヴィンセント・ハナ役アル・パチーノの名言名セリフ
→「俺は仕事に憑かれた男だ 君の求める男ではない」
2.ニール・マッコーリー役ロバート・デ・ニーロの名言名セリフ
→「必ずうまくいく」
→「俺を見ろ」
→「言ったろ、ムショには戻らんて」
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