劇場公開日 2025年1月3日

「期待度◎鑑賞後の満足度◎ 人間は過去から逃れられないものなのだろうか。男は過去をどうしても乗り越えられず未来へも歩き出せそうにない。でも愛する者に未来を贈った。此はそういう物語だと思う。」パリ、テキサス もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0期待度◎鑑賞後の満足度◎ 人間は過去から逃れられないものなのだろうか。男は過去をどうしても乗り越えられず未来へも歩き出せそうにない。でも愛する者に未来を贈った。此はそういう物語だと思う。

2025年1月3日
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鑑賞方法:映画館

①今日は1作目にチャン・イーモウの『菊豆』、続いて相米慎二の『お引っ越し』、最後にヴェム・ヴェンダースの本作と、三本とも映画らしい映画で至福の1日だったと言えるな。

②先ずライ・クーダーの音楽が素晴らしい。サム・シェパードの脚本ながら、匙加減を間違えると煮え切らないメロドラマに堕すところを(勿論、堕してはいないのだけど)余韻溢れる映画にしているのはライ・クーダーの音楽に負うところも大きいだろう。

もーさん