「「大脱走」のヒルツ米陸軍大尉に劣らぬ執念」パピヨン(1973) ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
「大脱走」のヒルツ米陸軍大尉に劣らぬ執念
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フランス人の囚人であるスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンは、最初から最後までフランス語を話さず、当然のことの様に英語を話し続ける。ボンジュールさえ口にしない。
でも、パピヨンとかドガとかいう全然知らないフランス人が英語を喋っていても、全然気にならなかった。
期待していた以上に面白かった映画。
脱獄物のスティーブ・マックイーンと言えば、「大脱走」のヒルツ米陸軍大尉だけれども、パピヨンの脱獄にかける思いも、ヒルツ大尉に劣らない執念で、一応、その執念は成就する。
ダスティン・ホフマンは、老け役がハマっている。
主人公の1人でありながら、コメディリリーフの役割を背負って、スティーブ・マックイーンをもり立てる名演。
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