「二面性にフォーカス」バットマン リターンズ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
二面性にフォーカス
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バットマン・シリーズ(ティム・バートン版)第2作。
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
1作目に比べてティム・バートン要素が強め。異形のものへの愛情がこれでもかと注がれたダークな作風でした。
ペンギンとキャットウーマンがメインとなり、すっかり脇役になってしまったバットマン。これも監督の愛ゆえか?
世間から爪弾きにされた者たちの悲哀と孤独が全編を覆っていて、根底が通じている者同士の戦いは悲しげですらある。
前作は勧善懲悪的でしたが、本作ではバットマンもヴィランもその二面性がフォーカスされ、物語に深みがありました。
※修正(2024/03/23)
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