アイス・ストームのレビュー・感想・評価
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みんな同じ顔して同じ事やってるので、相関関係が分からない。
この映画が東洋系の演出家と知って、
wikiで調べた。リーって名のっているから、どちらかだろうと思ったが、東洋系なので、80年代に日本で流行ったドラマを鑑賞していると感じた。10年以上経過してはいるが、日本の狭小住宅にあった不倫が如何にアメリカの様な大邸宅には合わない物と理解出来た。普通はモーテルでしょ。日本人だってそんな事は知っていて、モーテルが更に特殊化されてラブホテルなるものが日本には出来た。その目的のそれだけの施設って日本だけじゃないあるの。
さて、ウォーターゲート事件が出てくるので1972年って事だが、ベトコン(差別用語)と言う言葉が出てくるように、ベトナムはアメリカに侵略されていた。その『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』がキーパーティーとは!
Amazonで調べたら、原作はブラックなユーモアが少しはあるみたいだ。
こんな映画に出なければ生活出来ない白人の俳優が可哀想になる。
観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 「家族」って暖かなものの筈なのに全編冷凍室の中で繰り広げられているように“冷たい”家族劇。その固く凍った氷はラストのケヴィン・クラインの涙でやっと溶け出す様だ。
①アン・リー監督の演出には『ブロークバック・マウンテン』に通底しているような静謐さを感じる。どこか非アメリカ映画的な感じも。
それが、『普通の人々』や本作のように時々出現する、アメリカの人々を描きながらアメリカ的でないアメリカ映画に適している様だ。
②冒頭、凍てついた電車がやっと動き出すシーンに、本編のトーンが象徴されている様。
③その電車に乗っていたトビー・マクガイアの、家族主義者が凍りつくような、“家族はお互いが反物質のようなものだ”“家族とは「虚無」の中から生まれ最後は「虚無」の中に消えていく(だったかな?)”という独白が、これから目撃する事になるだろう映画の内容を予測させる。
④
アン・リー監督作ということで期待度MAXだった当時。
劇場公開時鑑賞。
今から見ると子役時代のトビー・マグワイア、クリスティーナ・リッチ、イライジャ・ウッドが出ていて豪華なんだけど、父親三部作のアン・リーを好きな身としては、このドロドロ具合に腰がひけてしまう。凍てつくような嵐にわたしの心も凍えてしまった。『恋人たちの食卓』の後だっただけに、こちらが余計に過去作のイメージに囚われてしまったところはあるが…。
どういう話かはほとんど覚えてないけど…。
あの冷たさを感じさせる舞台の雰囲気は未だによく覚えてる。何故かもう一度見たいと思う、そんな不思議な映画だった。
あと、クリスティーナ・リッチ!ちょっとぽっちゃりだけど、独特のエロスが滲み出てて、凄く良い感じの魔性の女の子だった(苦笑)トイレのシーンなんか、特にそう!!
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