「結構駄作扱いされてますねこの作品。 そんなことはないと思います。 ...」八月の狂詩曲(ラプソディー) はむひろみさんの映画レビュー(感想・評価)
結構駄作扱いされてますねこの作品。 そんなことはないと思います。 ...
結構駄作扱いされてますねこの作品。
そんなことはないと思います。
反戦反核のメッセージを、日本の原風景と良き家族(祖母と孫たち)を通し、重苦しさを感じさせずに伝えています。
長崎の原爆を取り上げ、リチャード・ギアがおばあさんに謝罪していることが特にアメリカでの不評をかっているよう。謝罪の意味がそうでないのは見れば分かることなのに…
それとどうやら原作にはそんなメッセージは描かれていないようでこれも不評の一因かと。
この作品のすごいところは、そんなメッセージに関係なく、なんだか分からず引き込まれていくことなんです。ラストが強烈。泣いたという人があれば笑ったという人もいる。わけがわかんないけど、食い入るように見てしまうんです。やっぱり黒澤明は偉大だと思います。
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