「核を持つ国に対し、 自国も核を持つことで、 お互いに核を牽制しあい...」博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか あとぅーしさんの映画レビュー(感想・評価)
核を持つ国に対し、 自国も核を持つことで、 お互いに核を牽制しあい...
クリックして本文を読む
核を持つ国に対し、
自国も核を持つことで、
お互いに核を牽制しあい、
核戦争が起こらないようにする仕組みはわかるが、
核に対する決定権を持つ人間が暴走した時が怖い。
現在のプーチンの暴走とは別に、
映画では、
共産国ではなく
民主主義の国が暴走するのが面白い。
(当然プーチンの暴走はあってはならない悪だ。
映画はプーチンとは別の娯楽として。
僕自身は共産主義より民主主義の方が優れていると思っているが、
民主主義も完ぺきではない。
格差社会への皮肉も見えるかもしれない)
スタンリー・キューブリック監督は戦争反対をコミカルに、
政治家たちに対する皮肉を込めて
作ったのかなと感じたが、
真面目一本の監督だと思っていたが、
監督の笑いのセンスも見れて良かった。
ミサイルと一緒に落ちながら
叫び狂っている人の演出おもしろかったし、
最後の爆破につぐ爆発の演出のシュールさ、
博士が掲げる少子化対策の演説など、
現代社会の問題に通じる内容でした。
当然戦争はない方が良い。
どうか現実の世界で核戦争が起こりませんように。
コメントする