劇場公開日 1989年12月16日

「イタリアといえば子供中心の映画が多く、私も昔いろいろ泣かせられた。...」ニュー・シネマ・パラダイス casiopeaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0イタリアといえば子供中心の映画が多く、私も昔いろいろ泣かせられた。...

2015年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

笑える

楽しい

イタリアといえば子供中心の映画が多く、私も昔いろいろ泣かせられた。「メリーゴーランド」「鉄道員」など。この映画は、主人公が子供のとき、映写技師ととても仲良くなり、彼の生きていくうえでの支えになっていた。彼のすすめでローマに渡り仕事に成功する。しかし、30年ぶりに彼がなくなって郷里に帰るとまったく変わらない故郷があった。
そこで主人公の子供のときに集めていた自分の見たかったシーンを映写技師が編集していたのだ。それを見た彼は・・・。映画技師と出会ったことが彼の人生を成功させ、何もかもうまくいった。しかし、映画技師は故郷を忘れろといったが、忘れることはできない。なぜならここで生まれ育ち、映画技師と出会ったのだから・・・。出会いのすばらしさ、改めて大切にしていきたいと思った。
音楽は言うまでもなくすばらしい。モリコーネと彼の息子が音楽を担当している。息子にも頑張ってほしい。

casiopea