「映画がもっともっと愛しくなる」ニュー・シネマ・パラダイス のぞみさんの映画レビュー(感想・評価)
映画がもっともっと愛しくなる
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映画を見る時間は
その時を共有する人たちの宝物
なのだと感じた。
人生はお前が見た映画とは違う
もっと困難なものだ
いけ
もうお前とは話さない
お前の噂が聞きたい
自分のすることを愛せ
子供の頃試写室を愛したように
この村にあるのはまぼろしだけ
この言葉のとおり、30年帰らず、
小さい頃から情熱を注いできた
映画で成功をおさめる
そして30年ぶりに戻った故郷
そこは知らない街のよう
みんな知らない人のように思えた
全て変わってしまったような
でもふと周りに目をやれば、なにも変わらないもの、ひとたちがいた
大切な友人からの形見は
切り捨てていた部分のつなぎあわせ
凝縮された、人間の1番愛しいシーン
情熱を注いだ映画と自分の人生
実らなかった女性との関係
それとは引き換えに得た、成功
全ての想いが、このフォルムを見ながら押し寄せてきたのだろう
素晴らしいラストシーンだった
映画というものがもっともっと愛しく感じられるような作品だった
完全版はエレナとの再会もあるらしい
上映メモは捨てるなという前半の言葉が、後々の大事な場面にいきてきていたんだな
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