「人生に映画を」ニュー・シネマ・パラダイス たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
人生に映画を
年代を感じさせない美しい映像美術もあれば、リアリティに欠ける描写も多々ある。
またテーマ曲はクライマックスまでに頻繁に流し過ぎな為、曲の良し悪しに関わらず効果的では無い。
そして演技は表情や仕草がオーバーで、肌に合わなかった。
燃え盛る火の中で幼い子供が一人で大人を救出した事に違和感を覚えた事と、映画監督としてのトトの功績が描かれていない為、村人らの歓迎に違和感を覚えた。
現代は更に映画業界や映画が持つ力が衰退している。
アルフレードからの愛が込められたフィルムを受け止めたトトと我々に、前途洋々たる未来があると信じたい。
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