劇場公開日 2018年10月19日

2001年宇宙の旅のレビュー・感想・評価

全236件中、1~20件目を表示

3.5洗練された無機質と隠し切れない感情。

2024年7月15日
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鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.0ゴリラとニーチェ

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

興奮

この作品が1968年につくられたのが驚き。
宇宙船とかリアルでめちゃくちゃすごい。

ただ最初のゴリラは人間だし、砂漠にいるならあんなに毛深くはないだろう。あと宇宙船内のシーンでは、無重力であるべきなんだけど、普通に歩いているし、逆に無重力を表現するような歩き方が馬鹿っぽくてちょっと集中できなかった。
これは制作年における映像表現の限界であるし、そこを批判してもどうにもならないのだが。

最後ボーマンが幼児になるのは、ニーチェの「超人=幼児」を表現しているのだろう。「幼児は無垢であり、忘却である。新たな開始であり、遊戯である。自分自身で回転する車輪、始原の運動、聖なる肯定」(ニーチェ1973、39)

なにはともあれSF映画の古典だろうし、みれてよかった。

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まぬままおま

5.0One of the Best Films Ever--I've Seen Many Films

2021年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館、VOD

怖い

興奮

知的

A triptych story across the ages, with a kaleidoscope epilogue that falls off the edge of the universe. Supercomputer HAL presents a dual villain who is working to survive like everybody else. We don't know if somebody programmed him to be that way or... Also what is the monolith's motive? The film's philosophy is an optimistic conclusion to the beast of monkey to man. Infinitely stones unturned.

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Dan Knighton

2.0向いてなかった。

2025年7月8日
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鑑賞方法:VOD

昔から名前は知ってたし、すごく高く評価されてるのも知ってたけど好みじゃなさそうだと感じて今まで未鑑賞でした。
ふとキューブリックが気になって「時計仕掛けのオレンジ」と併せて観ました。が、、やはり私にはキューブリック作品は向いてなかった!

すごい作品なのはわかる。
作られた時代を考えるとこんな映像どうやって作ったの?とかあの作品のあの場面はここからオマージュされてたのか!なんて発見もあったり。
でもね、こういうアートな作品は私には理解できない。
とにかく起きてる事象の説明が一切ない。
セリフも少ない。
観て理解できないやつはお呼びじゃないよ!って言われてる感じ。
映像綺麗だし、音楽もいいし、美術も素晴らしいんだけど、私には向いてない。

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まこ

4.5キューブリックの「予言」

2025年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

驚く

 まず驚いたことは、1968年にこれだけの特撮ができていたことです。木星に向けた宇宙船のアームが動き繊細な操作をおこなう。スターウォーズ誕生9年前にキューブリックはやってのけたのです。ルーカスほどのスピードや動きはありませんが、機械類や操作盤など当時見た人は驚愕したでしょう。2001年まで33年前です。2025年の今見ても1968年にこの映画を作ったという驚きしかありません。
 難解な映画といわれています。そうですあの「黒壁」が何を意味するのか。この映画は人類の祖先、サルの時代から始まります。サルが群れをなして縄張り争いをしています。そこに「黒壁」が出現します。サルたちは何をしたか。「武器」を発明し敵対する群れを駆逐します。
 シーンは切り替わり月に向けた宇宙船の中の描写になります。月に行くことが日常茶飯事になっている状況です。異常な事態がおこります。月になにか不明な物体がある、人類に危機を及ぼす恐れがあると研究者は危惧します。月のその場に行ってみると、あったのは「黒壁」でした。またしても黒壁です。
 それから8カ月後、木星に向けた宇宙船の船内の描写に切り替わります。乗組員は5人ですが3人はいわゆる冬眠中で船内では2名が仕事に従事しています。しかも宇宙船を実質動かしているのは人工知能であるHALです。このHALが宇宙船すべてをコントルールしています。
しかしある日HALは暴走します。人間の命令に背くのです。そこで乗組員2名はどうなったか。ラストシーンにあらわれるのはまた「黒壁」です。
 「黒壁」はなにを意味するのか。そこにこの映画最大のテーマが隠されています。
サルの時代「武器」を持った時点で「進化」しているのです。「進化」はなぜ必要か、それは生存のためです。生存するためには、戦いに勝たねばならない。つまり人類の「進化」は戦い、戦争の繰り返しを意味するのです。まさに人類は戦争を繰り返し「進化」していきましたよね。それをキューブリックは描写しているのでしょう。
 次に月にあらわれた「黒壁」です。人類に危機をおよぼす恐れがあるもの。キューブリックの「予言」を解釈するのならまさに「コロナウイルス」の発生です。人類が「進化」し人間が創りだしてはいけないことに手をだした。この警告は数年前に全世界で人類が経験したことに直結します。
 そして最後のHALの暴走。キューブリックはAIの誕生を1968年には「予言」していたのです。それも人間の知能をはるかに超えるAIの出現を。
 その結果どうなったか。最後にまたしても「黒壁」です。人類の「進化」のために作りだしたAIに人間がコントールされる。はたして人類の「進化」はこれほど必要であったのか。今、2025年に再度見て深く考えさせられました。
 キューブリックが1968年に「予言」した2001年。その「予言」は戦争の繰り返しはあたりまえのように続き、2001年まで人類は「進化」を止めませんでした。そして2025年。2020年コロナウイルスが世界を席巻し今まさにAIの開発に投資、研究戦争が進められています。
 人類はまだ「進化」と「黒壁」が必要でしょうか。充分人類は進化してきたのに。まさにサブタイトルの「a space odyssey」「長い冒険旅行」をしてきたのです。キューブリックが「予言」したHALの暴走だけは止めないといけません。
 キューブリックは人類とはいつまでも「進化」し続ける存在であり、その「進化」に人類が人間をみずから失うことを「長い冒険旅行」と捉えたのです。
1968年のキューブリックの「予言」とおりに人類は生きている。HALが支配する宇宙船の中にあらわれた最後の「黒壁」は人類の「死」を「予言」しています。それでいいのか、今改めて考える最後の時ではないでしょうか。

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かな

3.0考えるな感じろ

2025年4月20日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

初観賞。
説明や解説を極端に省いた演出。
特出すべきは宇宙の映像。
今観ても全く違和感がないほど美麗。
とても50年以上前に作られたとは思えない。
自分的にはAIの反乱に注目した。
実際にこんな事が起こる未来が来るのだろうか?
後半に「シャイニング」を彷彿させるシーンがあるのが嬉しかった。

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よう

3.5ボーマン船長が見たものは全人類が見たいもの

2025年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

先に続編の2010年を見てしまいました。
おそらく、完全に順番を間違えましたが、2010年がとてもよかったため、こちらの2001年も楽しみに鑑賞しました。
ストーリーはもちろん、同系列なものなのですが、監督が違うせいなのか、そもそも原作レベルでも趣向が違うのか、かなり違う雰囲気の作品でした。
こちらはとても芸術的で、説明が少なく、とかく映像で世界観を伝えてきます。
設定が細すぎて、いちいち伝えていては映画として説明的になりすぎてつまらなくなってしまうから、映像の壮大さを駆使して重大なことだけを伝えようとしているのかもと思いました。
そういうわけで、いまいち明確な答えや結論やオチみたいなものは分かりません。が、続編を先に見ているからこその、分かっちゃう部分はどうしてもあるので、やはり先にこちらの2001年を見た方が感銘を受けたのだろうなとは思いました。
ただ、あくまでストーリー的にはかなり短いという印象です。

宇宙船の中でのシーンを、見せる場面も多いです。
おそらく、この作品が作られた時代なら、色々想像しながら楽しむことができたのかしれませんが、今は実際の宇宙空間にある宇宙船からの映像が届く時代なので、それだけでの感動や新しさがないのは仕方ないです。
続編から見たため、わたしは最後のボーマン船長がどうなるのか楽しみで仕方ありませんでした。だから彼方とも言える空間にたどり着いた彼に、一番感動しました。

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テツトモ

5.0心して鑑賞

2025年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

難しい

 猿がモノリスに出会って、道具を使い始める。400万年後、月でモノリスが発見される。2001年、その調査でデビッド・ボーマン船長とフランク・プールら五人は、ディスカバリー号で木星に向かうが。
 久しぶりの鑑賞。「インターステラー」の終盤(事象の地平線の向こうにある5次元の世界)を見て、「2001年宇宙の旅」の最後を理解できるかも、と心して鑑賞。モノリスは地球外知的生命体によるもの、と言うのが一般的な解釈です。でも時空を超えた人間によるもの、という解釈でも良いのではと思いました。
 後の作品にオマージュがたくさん。「インターステラー」では、TAGの形がモノリスからかな。終盤の本棚のシーンは、HALの機能を止めるシーンに似ている。「エイリアン」で旅の目的を知っていたのがアンドロイドだけというところが、同じくHALだけ知っていたのと似ている。「ガンダム」のボールは、ディスカバリー号のポッド。「エヴァンゲリオン」ではモノリスみたいなのが出てくる。正八面体の使徒は、終盤のスターゲイトのシーンいくつも出てくる。
 特撮技術の成果をゆったりと見せつける演出に、60年代の人々はさぞ驚いたんだろうと思いました。今見ると、まるで監督が自慢げに見せつけているとよう、そう考えると面白いです。でも船内をランニングできるような空間は、ポッドの大きさからディスカバリー号にないような気がします。
「ツァラトゥストラかく語りき」と「美しく青きドナウ」が、とても印象に残ります。
 「すごい降るような星だ」という台詞が印象に残っていました。しかし、これは「2010年」の中でボーマン船長が残した言葉、ということで勘違いしていました。
 アポロ8号の船長の名前が、フランク・ボーマンでややこしくて混乱してしまう。

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sironabe

5.0わからない、わかろうとしない、態度で観ればすごく面白いですよ

2025年1月10日
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いつの世も難解のものを有難がって、わかったようなフリをする人間が如何に多いことか。
つい数十年前まで、この作品について難しい顔して難しい話をするのが「賢いオレ」「映画通なオレ」の踏み絵でしたが、昨今のSNSの普及によって単純に「何これ?わからん、アホくさ」という至極まっとうな評価が席巻して全くご同慶の至りです。

別に難解ではありません。原作者が解説用のナレーション台本まで用意したのに、キューブ親分が「ネタばれカッコ悪いし」って削除しちゃっただけです。要するに理解できないのが正常、わかったような顔してる人は、錯覚しているか、事前にヒントを知っていたか、大嘘つきかのどれかです。

WIKIに原作の解説の要約が載っているので興味があれば観る前でも後でもどうぞ。

というわけで理解できないのが当然なので、それをわからん、けしからん、と言ってオミットしてもそれはそれで正しい評価ですが、理解することは諦めて、つまり理解しようなんて考えず(考えても無駄だし)純粋に前衛的な映像美として鑑賞すれば、なるほどこの時代に何と革新的な「カッコイイ」作品であるか、なかなかのものであります。

本日、20年ぶりくらいに3-4回目ですが、何といっても未来を題材にしたSF作品は製作から数十年経過すると野暮で時代遅れな代物になり下がりますが、これに限って言えば全く現代でも通用する驚異的なデザインセンスです。

音楽の使い方がこれほどハマった作品も空前絶後、オープニングとエンディングは「鳥肌」っていう言葉の説明にこれほど適した用例はないでしょう。

追伸 途中のブラックアウトとかTVの砂画面みたようなシーンは早送りすればいいです。別に意味ないし。

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越後屋

4.5映像は素晴らしいがストーリーは難解

2025年1月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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はねひつじ

3.0シュールやね

2025年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

備忘録…
BSで偶々放映されていたのを見つけ、超有名な映画だと飛び付いたまでは良かったが、映像は淡々と流れ、終始セリフは少なめ、視聴者にこの映画ありのままを大胆に伝える手法に戸惑ってしまった。この映画を文学という観点で捉えれば、これはシュルレアリスムであろう。音の伝播の無い宇宙空間のリアリズムと監督のオートマティズムな映像表現と投げかけるメッセージ性、ハマる人には嵌まるんだろうなぁ。
狙い通りなら大したもんだ。
この映画を文学として味わうのであれば、確かな歯応えを感じる作品だと思う。
俺は面白いと感じることができなかったが、美術館巡りとか好きな人にはハマるんだろうて。

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5.0あり得ない素晴らしさの再発見

2024年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

不朽の傑作と評されるに値し、さらにその上の評価が必要な作品
日本での公開が1968年だったことに驚きを禁じ得ない。
当時のSFXの表現は、いまの日本でもできない。
この世界観の表現の素晴らしさ。
圧倒されてモノが言えない。
この映像美と技術力を全世界に見せつけたのだろうか?
ただ、
逆に圧倒的にセリフのないことで、フロイド博士が月基地に着陸したところからデイブがHALに喚いている場所まで居眠りしてしまった。
しかし、
何度か見てこの作品は、未だに衰えなどなかった。
さて、
モノリス
冒頭サルの前に突如出現したモノリス
それに驚き騒ぐが、やがて骨を道具にした。
知恵
このことでモノリスとは知恵の象徴とされた経緯があるのだろう。
ただ個人的には、気づけばそこにモノリスがあったことに恐れおののくことこそ、サルにとって最初の変化だったのかなと思った。
仮にそんなことが物理的に可能な場所で、様々な動物に同じことを試す場合、実際大騒ぎする動物はいるのだろうか?
天変地異を動物は感じ取って行動する。
当然弱肉強食上捕食者から逃げる。
そこにあるのは恐怖ではなく本能。
仮にいつもの場所にUFOが着陸していたとしても、それが動けば反応するだろうが、動かないものに対する恐怖などはないように思う。
未知に対する恐怖こそ、人間たる所以なのかもしれない。
また、
人工知能HALに起きた自意識の発生
秘密事項を守らなく得てはいけないという指令が最初にあり、クルーたちを木星へと連れて行かなければならないミッションがある。
AIの暴走理論またはシンギュラリティという概念はこの作品が与えた情報かもしれない。
個人的にはこれはないだろうと思っている。
もちろん機械が自意識を持つことだ。
自論の展開は不要なので省く。
さて、
最大の難関 木星圏への到着で起きたこと。
事象の地平面の様な描写
これは宇宙のその先を表現したのだろうか?
色の変化 色彩の逆転 木星の表面
これはおそらく、人間の五感では捉えきれない場所を意味しているのだろう。
それがやがて巨大な心臓の様な生命体を思わせる映像になり、何故か自宅に戻ってきた。
マクロからミクロへ
自宅には年老いた「私」=デイブが食事をしていた。
私と「私」が融合したのだろうか? また食事を始める。
ベッドの上の死ぬ直前の「私」
そしてまた出現したモノリス
同時にベッドには丸いカプセルに入った赤ちゃん。
音楽と共にモノリスが宇宙に変わり、地球と同じくらいの大きさのカプセルに入った赤ちゃん。
この描写こそ「インターステラー」の概念になった映像だろう。
さて、
モノリス
これはもしかしたら実在するのではないだろうか?
昨今囁かれる陰謀論 映画で示唆する行為 神=宇宙人
作品では進化の根源が設定されている。
しかし近年、進化論の否定が起きている。
そんなことは初めからわかっていたのではないのかなと思った。
何者かの「存在」の介入
それこそがモノリスとして表現されたのかもしれない。

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R41

4.0マジ名作だけど

2024年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

久しぶりに見たけど本当に凄い
一部の時代を感じさせるスーツや宇宙服のデザインは仕方ないけど
他のメカデザインや内装なんて今見ても全然ふるさを感じないなんて嘘みたいだよw
話はめちゃくちゃ抽象的で大事な部分は隠されたままだから見終わっても何じゃそりゃって感じる人も多いでしょうね
だから話的には評価の分かれる所でしょうけど
その他は今でもTOPレベルに通用するくらいに凄いですよ
いやマジ凄い

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レッド

4.5SFの完成形

2024年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

難しい

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鳥人間

4.5凄い

2024年8月18日
スマートフォンから投稿

タイトルからして穏やかな作品内容を想像していた。
でも違った。やはりスタンリー・キューブリック作品だった。

なんとも壮大な内容。
彩色豊かな映像美。
シンプルでスタイリッシュな未来が描かれ、ストーリー中盤はホラー並みの恐怖。

1968年公開の
2001年が舞台の作品を
2024年に見るこの贅沢さ

あの頃、こんなに凄い映画が作られたんですね。リスペクトです。

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ニモ

3.5現代SFの祖

2024年8月13日
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鑑賞方法:VOD

モノリスの存在、HAL9000の反乱、宇宙の一部になった船長、
メカの造形などなど、1968年当時にこれだけのSF作品がつくられ上映されていることに
あらためて驚きをかくせません。

子どものときに観ていたら、きっと最後まで観ていられなかったと思います。
ある程度、映画の楽しみ方がわかってきた今だからこそ観てよかったです。

いったいどれだけの作品が本作に影響を受けているのか、、、ほとんどかもしれないと感じました、
そのくらい1968年作という古さや歴史を感じさせず新鮮味を失わない作品だと思います。

リアルタイムで観た方はきっと衝撃的だったでしょうね。
今の映画作品でこれほどのインパクトのあるものは観たことがありませんが、
そのような作品に出会えることを楽しみにしていたいと思います。

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ひでちゃぴん

5.0不屈の名作に触れる喜び

2024年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

今作の特筆すべきは構図と配色。古いのに斬新。さすがキューブリック作品である。
序盤の猿人達は、いかにも中に人が入っているような動きで愛せる。
幽霊の歌声のような怖いBGMは、あの黒い板モノリスが発信している何かを描写しているのか、人類の進化とモノリスの関係など、いろいろ不思議で面白い。
空に投げた骨の映像から舞台は宇宙になる。
手塚治虫が描くような未来的なデザインは目の保養。
2024年現在は当たり前に使っているテレビ電話も登場。

18ヶ月後、博士たちと人工知能HALのやりとりは先が読めなくて目が離せない。

そのあとに木星付近で起こることも凄い。
人類進化論と、真空の宇宙、それらがあたかも本当であるかのように感じる映画であった。

余談ですが、自宅で Amazon Prime Video の字幕版をテレビモニターで鑑賞しました。
冒頭で真っ暗なままなので何らかのトラブルかと思いましたが演出でした。
途中で冒頭と同じように真っ暗になる時間があり、その時にテレビが黒い板モノリスに見えてテレビ画面に触りだした家族に驚きました。なんて純粋な人なのだとそっちに感動しながら、なんとなく私も一緒にテレビに触ったのは本当の話です。
まあ、そういう楽しみ方も出来る作品でした。

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Don-chan

5.0個人的な感想です...

2024年7月10日
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AKIRA

5.0今更、見るべき作品

2024年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

たくさんの映画を観てきたが、不朽の名作と称される本作は観ぬまま大人になってしまった。

という謎の負い目を感じやっと観たが、今さら観て大正解だったと思う。

目まぐるしいテクノロジーの発展、それを凌駕する人ならざるものの存在。

おそらく映画を一番観ていた学生時代には理解出来なかった。

技術的には古いものの、本作が放つメッセージはまさに不朽。

なんでも倍速・要約の今の時代とは違った時間の流れを感じられる宇宙の旅だった。

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あ

4.50013 50年前の映画とは思えない

2024年6月28日
PCから投稿

1968年公開
さんざんぱら評論を聞いたので観た気になっていたが
製作50周年記念アンレストア版70ミリで初鑑賞。
IMAXに負けない画質に驚いた。
あらすじがある程度わかっているので物語もすんなり
頭に入っていったが、当時の公開ではモノリスが何か
赤ん坊が何を意味しているのかなどはさっぱり理解
できなかったと推測する。
モノリスも資料によると人知を超えたものとして
表現するには壮大な試行錯誤があった模様。
しかし名監督としてキューブリックが
あがめられたのは説明をしなかったためであろうか?
キューブリック曰くモナ・リザの絵がすごいのは何故
笑っているのかをダビンチが説明しなかったからだ、
とも。
そういった神秘的なものもふくめて50年後も
鑑賞に耐えうる名作です。
90点
2018年10月29日 東宝シネマズ二条

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NWFchamp1973
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