ニキータのレビュー・感想・評価
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初任務はルームサービス、モナムール
警官殺しという大罪を償うために殺し屋にさせられたニキータ。判決は終身刑だったが、それを20歳前から23歳までを政府の秘密組織で訓練させられ、殺し屋に仕立て上げられる。序盤のヤク中少女という雰囲気も良かったけど、とても20歳とは思えないほど肌がボロボロで老けて見えたのが印象的。これも特殊メイクなんだろうか・・・
もっとも興奮させられるエピソードが婚約祝いにとボブからプレゼントさせられたベニスへの旅。婚約者マルコがいるというのに、殺しの命令が下る・・・今回3度目の視聴だったけど、このバスルームのシーンだけはすぐに思い出せるほど緊迫したシーン。
任務をこなし、徐々にマルコとの愛の生活を、普通の人の生活を享受したくなってくるニキータ。その普通への憧れが上手く表現され、悲しくもなってくる。個人的には冷徹さを表に出してくるボブのほうに興味がわいてきた。
ジャン・レノ演ずる掃除屋もどことなくコミカルで、彼の行動がすべてブラックジョークのような気さえしてくるのです。もしや『パルプ・フィクション』にも影響を与えているかのような感じ。
とにかく魅力があるかと問われれば、それほどでもなかったと言うしかない(化粧してからは魅力あったけど)。どうして彼女に素質があると見込んだのか?使い捨てのつもりだったのか?などと最後のマルコとボブの対話からは真意は探れないものの、ボブとしても初めての教育だったんじゃないかと感じてしまった。
子供ながらにこの作品のヒロインにとてつもなく魅力を感じて、忘れられ...
ベッソン監督らしい映画
主人公の魅力が最大限に映し出された
シンプルに良い映画であった。
銃の扱いもマジモノであり、リアルさと緊張感が漂う重厚感がある内容であった。
威力は最強だが、装弾数が少なく反動が大きく扱いづらいデザートイーグルをチョイスするなど、そもそもが突き抜けた女性であると印象づけられた。
ふと、ベッソン映画は松田優作と見事にシンクロすると思った。
純情な暗殺者
秘密工作員版マイフェアレディ
いかれた薬中女が特殊工作員として再生、活躍するお話。 フランスの感...
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