ナイルの娘

劇場公開日:

解説

ホウ・シャオシェンのフィルモグラフィー中、自伝的作品系列から離れた異色のアイドル映画。母を亡くし警官の父とは仕事で遠く離れ、兄妹と三人で暮らす孤独な少女、シャオヤンは日本のコミック『ナイルの娘』に夢中。彼女は兄の経営するレストランで働くアーサンに想いを寄せ、コミックのヒーローと重ね合わせて夢中になるが、ある日アーサンは、ヤクザの情婦と恋に落ちてしまう…。主演は当時の人気歌手、ヤン・リン。

1987年製作/84分/台湾
原題または英題:尼羅河女兒 Daughter of the Nile
劇場公開日:1990年8月18日

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写真提供:オリオフィルムズ

映画レビュー

3.0台湾80年代グラフィティー

2024年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

侯孝賢といえば台湾の歴史を交えた映像作品を撮る人という印象ですが、80年代も撮っていたのですね。80年代は台湾でもやっぱり80年代、ディスコ、ウォークマン、タバコと日本と変わらないグッズが登場です。筋は警官の息子が泥棒やホストやってたりと無茶苦茶ですが、それゆえに眠くはならない展開です。でも自分が生きた時代だからか、個人的には80年代映画って見てるとちょっと恥ずかしい気持ちになるのは不思議です。

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FormosaMyu